手帳の湖

手帳にまつわる自省録

傷の補修と塗りムラ

今週のお題「最近壊した・壊れたもの」

壊してもいないし壊れてもいないんだけれど、傷がついて補修したものならある。革のシステム手帳だ。このエントリー、ちゃんとお題に則してるかな。

ここ数年愛用しているシステムダイアリー(SD手帳)というシステム手帳のブッテーロレザーのバインダー。とても気に入って毎日持ち歩いているが、革が擦れて色落ちしてきた。黒い表面がややグレーがかったような青味のある色に剥げてきたのだ。特に裏側は机に置いたりして擦れるからか、リング跡の箇所を中心に数箇所剥げてきている。これも味だよね、と思いつつも気になるほど剥げてきたら補修しようと思ってモウブレイのレザーコンシーラーを買ってストックしておいたのだが、ついに使う時が来た。

うまく剥げた傷が隠れるほど補修できるか、それともかえって目立つようなダサい補修になってしまうのかは賭けだったのだが、このまま剥げっぱなしもなんだかなぁと思い思い切って塗ってみた。

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補修後の手帳。見事に塗りムラが。

塗った結果。かなり傷は補修できた。が、しかし。塗り方が下手くそだったせいで、かなり塗りムラができてしまった。がーん。ただ、でもこれはしょうがない。リスクを冒して挑戦した結果だ(大袈裟だ)。

補修前の写真を撮るのを忘れてしまったのでビフォーアフターを表現できないが、上手に塗りさえすれば傷は補修できることがわかった。これはポジティブだ。傷を気にして手帳を丁寧に扱おうとしてあせって爪でガリっとやっちゃう行為になんて名前をつければいいのかわかんないけど、リカバリできるとわかっていれば手帳を持ちあげるのにオドオドしなくても済むようになる。塗りムラは多少、いや結構気にはなるけれど自分で塗った結果だしこういったものも含めて手帳に愛着を持てばいい話だなと無理矢理考えることにしよう。

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また傷がついた時に塗りムラも解消できるように塗ろうっと。