手帳の湖

手帳にまつわる自省録

傷と愛着

少しだけ気が早いが、もうすぐ2023年が終わり2024年を迎える。2021年に使い始めたSDももうすぐで丸3年を迎える。このブログを始めた2022年の時点で既に使い始めて1年経っているので2年目3年目の手帳を記録し続けてきたことになる。

ブログのコンセプト・目的じたいが”自省録”なのであまり読み手に寄り添っていなくて恐縮なのだけれど(特に反省してません!)、自分で使っている文具について書こうと思って始めて最初のエントリーからSDについて書いているのだけど、こんなにSDを使い続けるとはあまり考えていなかった。もちろん深く考えていたわけではないがほんやりとはそのうち飽きて別の手帳を使うことになるのかなと思っていた。ところがどっこい。ブログ開始時点で2年目に突入していたのだけど、そのまま3年目にも突入。案の定他の手帳に浮気心をときめかせつつ、やっぱりSDだよな!みたいな感情のシーソーゲーム的揺れを繰り返してきた。

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SDは手放せない。

ここ1年くらいはシステム手帳を使ってきた反動で”綴じ手帳が使いたいぞ”という気持ちが膨れ上がってちょこちょこと綴じ手帳を買って使ったりしているがどうにもSDは手放せそうにない。使い慣れたSDにどうしても手が伸びてしまうのだ。使い慣れたからこその使いやすさ、とも言えるかもしれない。いや、そもそも使いやすいし。

3年も使えばそこそこ傷だらけにもなるし、メンテナンスをしていてもくたびれてくるのは否めない。だけれど、使えば使うほど自分の手の癖にあった開き心地や使い勝手の良さがどんどんと現れてくる。これが長く使えるシステム手帳バインダー(特に革製品)のよさだと思う。SDに限った話じゃなくて。

傷が増えれば増えるほど愛着も湧いてくるのでちょっとの傷で一喜一憂せずに、でも手帳は道具なのであまり丁重に扱いすぎずに、ガンガン大切に使っていこうと思う。