手帳の湖

手帳にまつわる自省録

馴染む鹿革手帳

ちょこちょこ使っていたPTM MilanoのDEERをがっつり使い始めて1週間ちょっと。DEERだけでなくジブン手帳も使っていて、DEERは持ち歩き&メイン活用、ジブン手帳は家置き手帳、として役割被りつつも2冊とも使うという状況を続けている。パーソナルサイズ(バイブルサイズ)のシステム手帳であるPTM DEERが2025年も使う手帳としての本命なので、ジブン手帳は徐々に役割を減らしていく予定。

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PTM(Personai Time Management)のDEER。いいぞディアスキン。

このディアスキン(鹿革)の手帳の経年変化が楽しみなのだが、手帳の角の部分が若干丸みを帯びてきてーーーここが手帳カバーの好きなポイントなのだが同感の方いらっしゃるだろうかーーーとてもいい感じだ。さすがに革そのものの大きな変化はないのだけれど、僕自身がこの革に慣れてきて、扱い方というか持ち方というか、馴染んできている。

革の手帳のいいところは、それぞれの個性があり、それぞれの経年変化があり、それぞれ楽しめるところ。経年変化の有無、度合いも人それぞれに好みがあるだろうから自分の好きな革を探す楽しみもある。

この鹿革、最初はふかふかで柔らかいので少し頼りないかも(強度が足りない?)という印象を受けたが、使ってみた感想としては”ふかふかだがしなやか”だ。ふかふかなのは芯材の影響なのかも知れないが、革がしっかりしている印象に変わった。牛革よりも経年変化は感じにくそう(黒色だし)だが、爪で多少引っ掻いても傷はつかないし、独特のシボ感と触り心地はクセになる。使い始めよりも手触りも馴染んできてどんどん好きになっていけそうな気がする。軽くて耐久性があって通気性もあり普段の手入れもほとんど不要みたいなので、ずぼらな僕にもぴったりな気もする。