手帳の湖

手帳にまつわる自省録

in 東京2

今日は、昨夜の一人ご飯とはうってかわって昔の部下のささやかな送別会という事で、気の合う仲間でこぢんまりと会食。東京出張のサブテーマでもある。

かなり盛り上がって楽しい会だったけれど、あいにく写真を撮り忘れたので関係ない写真でお茶を濁しておくことにする。

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人生は色々だけど、できる限り自分で選択していこうね、って話をした。手帳も人生も自分自身で選んでいきたいものである。

ちなみにお酒は呑めないので酔ってない。

 

能率手帳ゴールドの誘惑

いやはや。手帳病って完治しないし簡単に再発するよね。過去記事でSD手帳しか使わない!って宣っていたり、つい最近までエルメス手帳が人生最後の選択になるのでは?と思っていた&発言していた自分が恥ずかしい。(いや、エルメス手帳が人生最期の手帳になる可能性は残っているしめちゃくちゃ気に入っている。)ころころと使う手帳が変わる様を全世界に発信し(見てる人そんな多くないけど)自ら辱めを受けている。エルメス最高、と言った舌の根も乾かないうちに。

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というわけで、今年も遅れて手に入れました、能率手帳ゴールド。今回は普及版という大きいサイズの方を復活させた。先日から考えている”終の住処”ならぬ”終の手帳”候補の一つとして挙げている能率手帳ゴールドも今年の手帳として運用しようと我慢できずに手に入れてしまったのだ。

というわけで、現在のメイン手帳のエルメスアジャンダヴィジョンに加えて能率手帳ゴールドも同時並行運用。基本的にヴィジョンとの間を行ったり来たりしながら結局どちらが使いやすいかを比べていく感じになろうかと思う。そしてもうひとつ、休眠中のSDもまだ候補として残っている。多分いつでもSDに戻れると思う。

というわけで、能率手帳ゴールドを触って使ってみて思ったのは”表紙一体型の手帳はストレス少ないー!”だ。そしてもうひとつ感じたのは”能率手帳ゴールドももちろんいいけど、エルメスヴィジョンもやっぱりいいよね”だ。どちらもええやん。これじゃ候補を絞り込めない。困った。でもこうやって比較してみて手帳の良さを再確認できるのはいいことだ。

まぁいつものごとく手帳や文具に関しては目一杯散財しているけれども、お酒もタバコもギャンブルもやらないので許してほしい(誰に言ってる?)。

このブログに今年登場させるであろう手帳がまたひとつ増えた。

 

 

ドレグリフルもいい

最近出番が減っているボールペンの中に”ドレグリフル”がある。ドレグリフル。そう、覚えにくい名前のドイツのメーカー、ロイヒトトゥルム1917の覚えにくい名前のペンだ。ドレグリフル。

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このドレグリフルボールペンは、写真のバウハウスエディションをひとつだけ持っているのだけれど、元々はイルビゾンテのパスポートケースやエルメスGM(にNOLTYライツメモを挟む)やほぼ日WEEKSの相棒として買ったものだ。もちろんこれは建前で実際のところただ単に衝動買いしただけなのだが、メイン手帳をエルメスヴィジョンにしてからというものペンとしてのメインの座を奪われていた。奪った相手はパイロットのタイムライン。しばらくの間はこのペンが僕の一番のお気に入りペンだったのだ。

手帳よりもペンの方がころころと使うモノを変えて行きやすいし目移りしやすいが、このドレグリフル、出番がなくしばらく塩漬け状態だったので思い立って再活動させてみることにした。

再度使ってみた感想としてはエルメスヴィジョンにはタイムラインよりもいいかもしれない、あうかもしれない、と思った。まずは見た目。ドイツとフランスの製品の組み合わせだが意外としっくりくる。ま、既にエルメスGMと組み合わせていたし、Herzのほぼ日WEEKS用カバーとも相性良いなと思っていたのでこのエルメスヴィジョンのピッグスキンとも割としっくりくるだろうなとはなんとなく感じていたのだ。このペンはビジネスの場にそぐわない感じの配色だが、僕は気にしない。

そして次に書き心地。タイムラインに装着しているアクロインキだと、インクフローが良すぎて少々紙の上で滑る。ヴィジョンに挟んでいる2つのリフィル、フランクリンプランナーとナウオンデイズにはドレグリフルに装着しているTOMBOWのZOOMインクのほうが合うのだ。ドレグリフルがいいんじゃなくてトンボがいいんじゃないかという話だがまったくもってその通り。ちなみにこのトンボのインクはmade in Germany。(ZOOM  BR-EF33。この油性ボール、おすすめ。)

エルメスヴィジョンの相棒はしばらくドレグリフルでいこうかな。

ドレグリフルも、いい。

ワンドリップポット

今週のお題「練習していること」

自宅でぺーパードリップ。コーヒーを嗜むのが密かな楽しみ。とはいえさほど珈琲に詳しい訳でもなく、珈琲道を極めたいというわけでもない。楽して美味しく楽しく飲みたい。そんな心持ちの僕にとってちょうどいいのがメリタのアロマフィルター。これ、淹れるのが簡単で、美味しい。僕は1×1という1杯分を抽出できる最小タイプを愛用している。あまり淹れ方について努力しなくても勝手に抽出時間を調整してくれるすぐれもの。つまりさほど珈琲を淹れる練習はしていない。ただ、簡単だといいつつ若干のコツがあるみたいで、繰り返し淹れているうちに味が安定してきた感はある。

diarylake.hatenadiary.com

メリタのアロマフィルター。こんなコスパよくていいのかしら。

珈琲を淹れるにあたって唯一ちゃんとしているのが”計量”一杯分の珈琲を飲むためのお湯の量(150ml)をちゃんと量って淹れている、ということ。たいしたことではないが毎回同じ味を再現するにはとても大事。というかこれぐらいのことしか僕にはできないんだけども。計量だいじ。

そしてなぜか今まで  1.お湯を沸かす 2.耐熱メジャーカップで量る 3.ワンドリップ用ポットに移す 4.ドリップする といった手順を踏んでいたんだけど、「お湯を沸かして直接ワンドリップ用ポットに移したほうがいいのでは?」という考えにようやく(今さら?)至って、ようやく買ったのが写真の家事問屋のワンドリップポット

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家事問屋のワンドリップポット。

いいですこれ。注ぎやすいし。さすが燕三条。一見ありきたりっぽいけど、そこがまた素敵。

ぼーっとしながらお湯を注ぐ時間はまったりとしてそれでいてぼんやりとしていて、でも意外といいこと思いついたりするので侮れない、そんな時間なのだ。それにしてもいい買い物をした。

そして手帳タイム。

そして、美味しい珈琲には、お気に入りの手帳を眺める時間がぴったりなのだ。

 

ブレポルス インタープラン

ほ、ほんの出来心で。

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少し前に、エルメスアジェンダヴィジョンのリフィル用に買ってみていたのだ。昔から密かに憧れていたブレポルス。海外製品に弱い僕としては、使ってみたいけどキッカケがなー。とずっと思っていた。ブレポルスはベルギーの老舗文具メーカー。1796創業とのことでかなり歴史がある。
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ブレポルス インタープラン。リング部分はプラスティック製。

エルメスヴィジョンを使うようになって、リフィルはフランクリンプランナーのもの(ビジネスオーガナイザースリム)を使っているけれど、ブレポルスも試してみようかなと思い立って勢いに任せてインタープランを購入してみた。
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結果は・・・
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フランクリンプランナーでいいかなって。

いや、ブレポルスがダメって訳じゃない。ダメじゃないけど、フランクリンプランナーのフォーマットのほうが使いやすい。このインタープランのウィークリーフォーマットはスマイソンで慣れているけど、今使いたいフォーマットじゃない。

・・・と、今の僕にはあんまりあわなかったけれど、紙質はよさそうだし、配色などの見た目のデザインはいい。見た目はかなり好み。アイボリーのリングや紙面のカラーリングなどセンスいいし、ページはかなりめくりやすい。

そして僕にとって肝心のエルメスヴィジョンにフィットするか?だけど、一応フィットする。ただフィット感はナウオンデイズの方が上かも。エルメスヴィジョンにはフランクリンプランナー美ジネスオーガナイザースリムとナウオンデイズのルールドノートの組み合わせのままでよさそう。

というわけでちょっと勿体無い買い物になってしまった。このままだと勿体無いままなので何かしらで使おうと思う。