手帳の湖

手帳にまつわる自省録

いつやるかを決めておく

手帳にタスク(やるべきこと)を書く時に心がけている方法は”期限=ゴール”設定をするということ。いつまでにやるか、とかいつやるか、とかを決めてタスクや予定と一緒に書く。できればウィークリーページのある日付(や時間)に直接書いて期限設定してしまう。このやり方を割と好んで使っている。

若干適当でいいから一旦ゴール設定する

もちろんやるべきことをいつまでにやればいいか、なんて明確になっていないことの方が多い。それでも、若干適当でもいいから期限を決めるのだ。真剣に考えたらそれが1年かかるのか半年なのか3ヶ月なのか1ヶ月なのか1週間なのかぐらいはだいたい見当がつく。

若かりし頃、ある上司にある企画のラフ案を持ち込んだところ、「これはどれぐらい予算がかかる想定なんや?」と聞かれ「まだ見積っていないのでわかりません」のような感じで答えたら、「ほうか、じゃあ1億ぐらいかかるかも知らんのか?」「いえいえそんなにかかりません」「ふーん、ほな1000万ぐらいかな?」「いえ、そんなには」「ほんなら100万ぐらい?」「はい、ざっくりだとそれぐらいと思います」「なんや、だいたい100万ぐらいてわかっとるがな。ちょっと考えたらわかる話をわかりませんと簡単に答えるもんやあらへんで!しっかり考えや〜」みたいな指導を受けたことを覚えている。扇子を仰ぎながら笑顔で喋る関西弁のキツイおじさんだったが、いまだにこのやりとりは覚えている。今は反対の立場で使わせていただいている。

と、このように予定やタスクもこのように考えて超ざっくりと根拠が薄くても期限を決めてしまうのが僕のやり方だ。もちろん期限に向かう中で精度が高まれば修正すればいい。適当よりも精度が高い方がいいに決まっているんだけど、高い精度を求めすぎて始められない、ということを避けたいのだ。期限設定も磨ける技術なので、繰り返しているとだんだんコツが掴めてくる。

自分に予約をする、という考え方にも近いと思うがやるべきことが見つかってそれを推し進めるために有効なやり方だといつも思うのだ。