手帳の湖

手帳にまつわる自省録

小型システム手帳のススメ(1)

手帳にはいろいろな種類と使い方があって、日本独自のものもあれば世界中である程度ルール化された規格のものもある。手帳の使い方・使い道は人それぞれ。スケジュール管理するもよし、日記をつけるもよし、持ち歩きたいデータを載せておくもよし。”手帳”の存在意義は無限にあると思うし逆に定義づけるのはなかなか難しいと思う。その使い方や個人の主義・趣味・趣向によって使い勝手の良い大きさやフォーマットも変わる。一概に「この手帳が誰にとっても最高だね!」とはならない。

そんな中、僕が愛用してきた手帳たちの中であえて人様にお薦めするとしたらどんな手帳か。おすすめの前提として手帳の利用シーンを「スケジュール管理・仕事やプライベートのメモ・やることや買うべきもののタスクリスト管理」というオーソドックスに近い使い方に設定すると、おすすめの手帳は、

「小型のシステム手帳」

だ。もちろんこれは僕の経験からくる完全な主観。参考になる人には参考になるだろうしまったく参考にならない人にはまったく参考にならないと思う。このブログに何度も訪問くださってる方なら「まぁSDを薦めるだろうな」と思っていらっしゃることと思う。その通りだ。ただまぁ、SDはかなりのガラパゴス手帳なのでお薦めするなら世界標準のミニ6手帳かな。

”小型”の定義は難しいが、バイブル〜Micro5ぐらいまでがシステム手帳としては小型の部類に入ると思う。僕が推したいのは「ミニ6」サイズ。バイブルはやや大きく、Micro5はやや小さい。上記利用目的でうまく手帳を使っていくならミニ6が一番しっくりくるサイズだと思うのだ。

システム手帳。左からバイブルサイズ、ミニ6サイズ(※注 写真はSD)、Micro5サイズ。

綴じ手帳の中にも僕が好きな手帳はたくさんあって、気に入って使っているのものある。使い勝手を凌駕してしまうほどの所有欲(と使っている自分が大好き、という満足感)を満たす手帳も多い。だから単純な使いやすさだけで手帳を選べないんだけど。

そんな中、もし仮に他人に手帳をお薦めする機会に恵まれたなら、「小型システム手帳(ミニ6)」を薦める。小型システム手帳の良い点は、シンプルにまとめると

「持ち運びやすく、情報が整理しやすい」

だ。これまでのブログで書いてきたこととなんら変わりない理由だが、この「小型システム手帳のススメ」は何回かにわけてつらつらと書いてみたい。(たぶん不定期掲載。)