手帳の湖

手帳にまつわる自省録

リマインドの習慣

手帳運用における最善策のひとつは”手帳を頻繁に見返す習慣をつける”ことだ。食後歯を磨くとか帰宅したら手を洗う、とか何らかのメリットを享受するために習慣化させたほうがいいことは多い。手帳を扱うことにおいては”暇があったら見返す”、これを習慣化できる環境を整えておくと手帳を使うメリットを最大化できると思っている。これは手帳の使い方としてスケジュール管理やタスク管理の機能を持たせる前提で書いている。

僕の手帳使いとしてのモットーのひとつは「書いて忘れる、見て思い出す」だ。書くべき事を書くべきところに書いたら一旦忘れてスッキリする。(見返すための仕組みとして”書くべきところ”を決めておくことは大切)見返すという行動がリマインドになるので、思い出して取るべき行動をとる、という一見小難しいことを書いているようでシンプルな運用だ。

ミニ6サイズのシステム手帳が僕の最適解

僕はこの習慣を徹底しやすくする工夫をいろいろ考えたり試したりして手帳の小型化という結果になった。A5サイズの手帳やバイブルサイズのシステム手帳を愛用した時期もそこそこあったけれど、”いつも持ち歩ける、書こうとした時にすぐに書ける環境がよい”と考えた結果、持ち歩きやすい大きさ、それでもって書きやすい大きさのバランスを見極めて現在のミニ6ぐらい、旧官製ハガキぐらいのサイズがベターだという結論に至ったのだった。ちょいちょい忘れてM5サイズに挑戦したくなるのだけれど、老眼も進んだ今となってはやっぱりミニ6ぐらいがちょうどいい。能率手帳ゴールドの小型版を手に入れたけれど、総合的な使いやすさは普及版が勝るな、という現時点での印象だ。なのでシステム手帳ならミニ6(僕はSD手帳だが)、綴じ手帳なら能率手帳ゴールド普及版のサイズがベター、となる。

あと、綴じ手帳とシステム手帳どっちがいいのか?については個人的にはまだ迷っているところもあるけれど、リマインド機能を発揮させるためには”どこに何を書いてあるかわかりやすい”がけっこうポイントで、見返しやすくしておくことで見返しやすくなる。・・・当たり前のことを書いているな。リフィルやページの運用如何によって変わるので一概には言えないけれども僕としてはシステム手帳のほうが分類はしやすいので、やっぱり小型のシステム手帳が一番良いなという現時点での結論となるのだ。

ミニ6とSD手帳(システムダイアリー)どっちがいいか?についてはリフィルやバインダーの汎用性を考えるならミニ6だろう。一般的には。僕はガラパゴスでも構わないと思えるくらいにSD手帳のリフィルの黄金率サイズが気に入ったのでSD手帳を選んだ。SD手帳は専用のリフィルを使うしかないんだけど(もちろん特注やDIYは可能だ)、リフィルのデザインのレトロ感も味があって気に入ってるんだよな・・・。

とにかく、手帳は頻繁に見返すことがとっても大切。