小型のシステム手帳を持ち歩く時に意外と大事だよな、と最近になってやっと気づいたことのひとつが”手帳の厚さ”だ。バイブルサイズのシステム手帳を使っていた頃は持ち歩きは基本カバンに入れて持ち運んでいたのでむしろリングサイズが大きくて大量のリフィルを挟めるほうが重要だと思っていた。分厚いバイブルサイズのシステム手帳ってかっこいいし。でもミニ6以下の手帳で考えると、できる限り多くの情報をできる限りコンパクトなサイズで持ち歩きたいといった矛盾するオーダーにどう折り合いをつけるかが大切になってくるのだ。小さいは正義と大きいは正義の絶妙なバランスの着地点を探す感じだ。
それでもミニ6を使い出した初めの頃は、できるだけ小型で大量のリフィルを!という考え方をしていたのでリングサイズは8mmよりも11mm、いやもっと・・・という風に考えてあまり手帳の厚みに気が向くことはなかった。
システムダイアリーを使うようになって、同じリングサイズのバインダーを4冊持つようになり(幅広バインダーは持っていないのです)、あれ?よくよく考えたら同じリングサイズでもバインダーの厚みが異なるので手帳本体の大きさが違うぞ、ということがやっと気になるようになってきた。持ち運べる量が同じならスリムな方がよい。ポケットに入れやすくなるからだ。
システムダイアリーのバインダーたち。上からフラッグシップ、ハイライン、スタンダード、ベーシック。
システムダイアリーのバインダーを積み上げてみた。明らかにフラッグシップバインダー(茶色の手帳)が最も厚みがある。他のバインダーは写真ではさほど差がないように見えるが、ハイラインバインダーが一番スリムだ。ただし、ハイラインは他のバインダーより少し高さがある。
上から見た図。
全部に同じ量のリフィルを入れているわけではないのでフェアな載せ方ではないかもしれないけれど、リング周りの革の厚みを見比べるとやっぱりハイラインが細い。
で、何が言いたいのかというと、僕自身ハイラインが一番背が高いにもかかわらず最もポケットに入れたりして持ち運びやすく、使いやすいなと感じているのはこの厚みのせいなのかもしれない、と思ったので比べてみたらやっぱりそうかも!と思ったので書き記しておきたかった。ということ。
当然どんな手帳も一長一短あり、全てにおいて最高な手帳などないと思っているけれど、なんか好きだなーと思える手帳は分解して考えると好きな理由が分析できたりするから面白いなといった今日は変態的なエントリーでした。