手帳の湖

手帳にまつわる自省録

革手帳のいいところ

革手帳は経年変化を楽しめるのでとてもいい。

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通常、工業製品は買った時が商品として一番いい状態(綺麗で高い品質)なのだが、革製品はさにあらず。使えば使うほど味が出て、購入した時よりもよい状態になるものが多い。というかほとんどの革製品はそこがウリだ。

毎日触っている僕の革手帳も、毎日触ってるとなかなかわからないけれど、確実に買った時より味わい深くなっている。ブッテーロレザーなので初期のマットな質感が、今はいい具合に。よい雰囲気の陰影を醸し出している。また、僕自身と一緒の時間を過ごしているので、キズや汚れも最初は落ち込むもののの、しばらくするとよい思い出になったりそれこそいい味になったりするから不思議だ。

定期的に適度なメンテナンスをしてあげるとより永く使えるので、少々雑に、でも大切に使っていきたい。メンテナンスしすぎも革のよいコンディションを損ねるので適度に、が肝要なのだが綴じ手帳なら革のカバー、システム手帳なら革のバインダーを手入れしながら楽しむ、というのが手帳趣味の醍醐味のひとつだ。