手帳の湖

手帳にまつわる自省録

SDフラッグシップバインダー(コニャック)

SDフラッグシップバインダーを使い始めて3日経つが、手にやわらかく吸い付く感触が心地よい。ついつい意味もなく触りまくってしまう。グローブのような新しい革の匂いもよい。革の表面にシミのようなものがあるが、水で濡らしてつけてしまったものではなく、元々ついていたもの。これは個体差であり、この手帳の個性として受け入れるべきもの。よくよく見ると”トラ”や”染めムラ”なんかも見つかって面白い。革製品はこういうものも楽しむものなのだ。勝手にミネルバリスシオだと決めつけているが、この手帳の革は” The 革”とも呼ぶべき人が革製品をイメージした時に出てくるような表情をしている。これがまたたまらなくよい。

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これから傷がつき、汚れたり、引っ掻いたりとショックを受ける機会が増えるだろうけれど、SDハイライン(ブッテーロ)の時と同じくそれも楽しもうと思う。爪で引っ掻いたりしたちきなんかはしばらく落ち込むだろうけれど。

このバインダーのカラーは”コニャック”という。ミネルバリスシオのカラーネーミングと一緒なのでもうミネルバリスシオ確定でいいでしょと思っているが、とてもいい色。今後はこのブログではミネルバリスシオであるという前提で経年変化を綴っていくことにする。僕は手帳は黒い革の手帳をカッコよく持ち歩きたい派なので、黒が売り切れだったので迷いに迷ってこの色に決めたのだが結果的にSDハイラインのブラックと使い分けできるしこれでよかったと思っている。

写真のファーバーカステルのエモーションと並べてみたけど結構お似合いカップルみたいになった。