手帳の湖

手帳にまつわる自省録

息子と約束

朝、子供と一緒に家を出て小学校まで一緒に歩き、そのあと仕事に向かう。駅と学校は反対方向だがこれが毎朝のルーチンだ。親として心配だから送っているというより子供が不安だからついてきてほしい、に寄り添うカタチでかれこれ1年近く続いている。小学生になりたては同じように一緒に登校する親は多かったが徐々に少なくなり、今では少数派だ。通学途中で友達に会ったらその場で別れるが誰とも遭遇しなければ息子の気のすむところまで一緒に歩く。子供はまだ親と一緒に登校することに恥ずかしさを感じていない様子だが、友達に会えば友達と一緒に登校する方がいいみたいだ。日によっては途中の交差点で「ここまででいいや」と急に一人で歩き出す日もあれば、何も言わずに校門の前まで行く日もある。静かに黙々と歩く日もあればご機嫌で饒舌にずっとお喋りする日もある。気まぐれだ。10分足らずの時間だが、父子で過ごす貴重な時間でもある。

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今朝はご機嫌で饒舌なパターンだったのだが、「今度の休みに◯◯くんと公園で遊ぶ約束をした」「⬜︎⬜︎くんはお父さんと映画に行くんだって。僕もドラえもんの宇宙のやつ観たい」と予定系の話を一気にしてきた。どちらももちろんOK、公園も映画も行こう!なのだがこういう時に口約束だけして忘れてしまわないように、ポケットから手帳をさっと取り出して約束事を記入する。子供も僕が手帳に書くのを見ているし(いつものことだとわかっているので)約束したことを守ってもらえると感じられると思う。いつも「お父さん手帳に書いておいて!」と言われる。

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予定はすぐに書くにかぎる。

ところでこういう約束をした時にスマホに入力するよりも手帳に書く行為の方が約束してるっぽく映るように感じるのだが、この感じ方にはやはり年代差はあるのだろうか。

約束事はその場で手帳に書き込んで仮でもよいので一度確定させることが大事。