手帳の湖

手帳にまつわる自省録

計画か記録か

手帳の活用方法は人の数だけあるけれど、主な使い方は「計画」タイプと「記録」タイプに分けられるとよく言われている。大別すると予定を書いてスケジュール管理する使い方と、実際に起こった出来事を書いて後で読み返す使い方があるというわけだ。

僕はどっちもだ。スケジュール組むのにも使うし、後で見返すためにメモすることももちろんある。どちらかだけという明確に分けた使い方はしたことがない。

たしかに、スマホやPCといったデジタルが浸透したことによってスケジュール管理を紙で行う人は減ったのだろうと思う。僕自身も仕事上でGoogleカレンダーを使っているので手帳に仕事の予定を詳細に書くことはまずない。大きめのビジネスイベントとプライベートの予定しか実際には書いていない。

計画にも記録にも。

手帳を複数使っている人は用途にあわせて「計画」と「記録」に分けてもいいかもしれないし、デジタルで計画しアナログで記録する、というのも今に時代に合っているかも知れない。計画は変更が生じるけれど記録(実績)は変更は発生しないので書き直しややり直しは起こりにくいからだ。

ここ数年は能率手帳ゴールドやほぼ日手帳Weeks、そしてシステムダイアリーと”レフト式”のフォーマットを好んで使っているが、使い方としては左側に計画(予定)、右側に記録(出来事)を書くようにしている。これは厳密にそう決めているわけではないのだけれど、よくよく考えたらそういう使い方をしていたな、と改めて思った。手帳の多くは左から右、上から下へ時間が流れるフォーマットになっているので、左にスケジュール、右にメモというのは割と理にかなっているのだなと思う。

というわけでもし手帳を計画用に使うのか記録用に使うのかどっち?と聞かれたらどっちも。と答える。日常生活であんまり聞かれることはないだろうけど。