手帳の湖

手帳にまつわる自省録

手帳なんて人それぞれ

手帳なんて人それぞれ。人の数だけ手帳の種類や使い方はあるので、他人の手帳術的なものを参考にしながらも自分自身でいちばんしっくりくる手帳とその使い方を探るしかない、と思っている。誰にでもしっくりくる唯一無二の手帳みたいなものはない。

僕はまだ学生だった頃に手帳を使い始めて手帳歴はざっくり30年程になる。この30年の間にはいろんなサイズや形(だいたい四角いが。)そして色々なフォーマットの手帳を使ってきたけれど、最近になってやっと自分にあう手帳の型みたいなものがわかってきた。このブログは自省録という体裁を取っているが、自分に向けた記事の中でいろいろと考えの整理ができたからこそ、

・小型のシステム手帳、特にミニ6サイズぐらいの大きさ

・マンスリーブロックとレフト式ウィークリー、罫線のメモ帳のセット

・・・がどうやら自分にはあっているぞ、ということがぼんやりとわかってきたのだ。そしてその中でもSD手帳(システムダイアリー)が一番しっくりくる。(8穴式手帳なのでミニ6そのものではない)それでも定期的に綴じ手帳だったりM5サイズにチャレンジしたくなるのは慢性的な手帳病を患っているから。どうやら不治の病みたいなので一生付き合っていくしかなさそう。そしてもう一つ言えることは環境が変われば使いたい手帳も変わるかもしれないので、今の自分にあっているぞと思っておくしかない、ということだ。このことについて触れている時点で心変わりして新しい手帳を得るための免責事項を設定していると思われても仕方がない。まぁ手帳選びは面白いんだもの。手帳病だもの。

僕のベスト手帳はSD手帳かな、やっぱり。

この僕なりに導き出した自分にあう手帳のタイプというものは”こういう手帳が最もいいから皆も使った方がいいよ”という主義主張ではない。僕がよいと思っていることを表明してはいるが周囲に使うべきだ、と押し付ける意図はない。参考になるなぁ!と思ってくださる方はいるかもしれないのでそれはもちろんうれしい。手帳の使い方が近しいなと思える方をWebなどで見つけた時は僕も嬉しいし勝手に喜んでいる。人見知りなので自ら手帳ユーザーの輪には入れません。

また、手帳の用途そのものも人それぞれ。僕みたいにスケジュール管理とメモ帳という使い方が一般的で一番多い用途だとは思うけれど、手帳は予定管理やノートを取るためだけに存在するわけでもない。絵を描いてもいいし、スクラップに使ってもいいし、家計簿に特化したっていいのだ。(僕もたまに絵を描く。)システム手帳は用途を分類することができるので一冊で使える利点もある。

この一冊であれこれまかなう、というのも僕の中では大きな手帳使いの方針なのだが、この”一元管理”については別の機会に触れたい。

本当に手帳の種類も使い方も人それぞれ。今日は触れていないがスマホとの併用だってできるので手帳の使い方は年々高度化・多様化していると思う。僕なりのベストな使い方と違う世界がたくさんある。それでいいと思うのだ。