手帳の湖

手帳にまつわる自省録

1日1ページ

ほぼ日オリジナル手帳のような1日1ページのデイリーダイアリーフォーマット。割と好き嫌いの分かれるフォーマットだと思う。僕はほぼ日オリジナルはもう10年ぐらい使っておらず、バーチカル式→レフト式と好みのフォーマットが変わる中、デイリーは必要ないなと考えて来た。そんな毎日書くことないし、週で予定が俯瞰できた方がいいな、そういう風に考えていた。

週単位で予定をみる時にはバーチカル式が最も良いと長い間考えていたが、レフト式も良いと言うことに気づきここ数年はレフト式のフォーマットを愛用して来た。その時々で自分が置かれた環境が異なるので、何というか...使いやすさの変遷のようなものがあるのだ。

1日1ページ、見開き2日のフォーマット。

L'AGENDA MODERNEのダイアリーレフィルは写真の通り1日1ページ、見開きで2ページのフォーマットだ。ほぼ日オリジナルと似たような感じ。1日1ページも書くことないからスカスカになるだろうなぁと思いながら使い始めてみたが、これが意外と書ける。今までメモページに書いていたようなこともこの1日の中の出来事やメモとして書くようにしてみたら思いのほか書きやすい。多少乱雑にメモをする習慣づけがしやすく感じたのだ。

これはきっと、僕の今のコンディションが意外とこのフォーマットに合っているからなのだろう。レフト式よりもささいな出来事に関するメモをとることができている。フォーマット的に時間軸(スケジュールの部分)はバーチカルなので、慣れ親しんできた僕としてはむしろレフト式よりも予定は書きやすい。その上で予定の周辺に乱雑にメモを書くと言うことをしている。

一方、予定を俯瞰して見やすいか、と言う点においてはデメリットが大きい。週間レフト式の方が断然よい。しかし、当たり前だがその日にフォーカスして書けるのがデイリーフォーマット。その日、いや今に集中するにはこのフォーマットの方がいい。

なんやら凄そうであまり大したこと言ってない気もするけれど、あらためて1日1ページもいいなと思った次第。

Carpe DiemあるいはSeize the dayといった言葉があるけれど、年を取ると余計に1日1日をつかむ必要があると思うのでそろそろ手帳の使い方を変えていってもいいのかもしれない。

うーん、こうなってくるとほぼ日オリジナルも欲しくなってくるな・・・。手帳病恐ろしや。