色々と種類のある、手帳のフォーマット。人それぞれ好みはあるだろうけれど、僕はかつて”手帳のフォーマットは週間バーチカル式こそが至高であり、週間レフト式なんて使いにくいったらありゃしない”と思っていた時期があった。それもかなり長い間。今でも週間バーチカル式は好きだし見易く使いやすいフォーマットだけれど、自分で使う手帳は基本的にレフト式を選ぶことにしている。
スケジュールはGoogleカレンダーと併用運用にしていて、バーチカル式であるGoogleカレンダーで仕事の予定は基本的に網羅している。Googleカレンダーにプライベートの予定は入れておらず(会社の関係者に公開しているし)、プライベートは手帳に書いている。そして仕事の主だった予定も手帳に書くようにしている。
こうやって書くと結構面倒臭い運用をしているように見えるかもしれないけれど、実際はそうでもない。Googleカレンダーには同僚達が勝手に予定を入れることができるので、僕自身の優先順位は無視した状態で予定が埋まる。スペースが空いているとだいたい何かが入ってくるものだ。取捨選択するのはそれからだ。とはいえ予定が被ったとき以外はあんまり捨てたり断ったりするものはないけれど。そんな予定の入り方をするので、自分の目で確認して、重要だと決めた予定は手帳に書き写す。かなりざっくりでよいので、自分で決める。重要度を誤ったとしても次に改善すればいいのだ、ぐらいの気持ちで自分で書き写すものを決める。繰り返していくとだんだん慣れてきて、自分にとって重要な予定とはどんなものかがわかるようになってくる。そうなると埋められる前に埋めるべき予定も見えてくる。
こういうざっくりとした割と雑な運用をしているので、予定を書く時に若干適当に書きやすいレフト式は今の運用ではとても使いやすい。そして右側にはその日忘れずにやるべきToDoや走り書きメモを書くようにしている。そして時々ページを捲って見返す。シンプルにそういう使い方をしている。
レフト式だから雑に書いても、予定もメモも良い感じに取り込んでくれる。ざっくりとした予定とざっくりとしたメモが左右にあるので見比べつつ、その1週間の予定を眺めることができるのだ。こういう考えに至ったのも、仕事の兼ね合いでGoogleカレンダーを使わなければならない状況になったからこそなのかもしれない。