GRAPHIC IMAGEという手帳を知っていますか？毎年銀座伊東屋の店頭に並ぶ、From U.S.A.の手触りのしっかりした革の手帳。（2022年は確認していないけどちゃんと並んでたかな）このブランドのことはあまり詳しくなく、知ってから数年スルーしていた気がするのだが、2019年に再度伊東屋の店頭で見かけて衝動買いしてしまった。しかしながらちょっと使ったものの能率手帳GOLDと用途が丸かぶりだったので結局ほぼ出番なしで1年を終えてしまった。
2017年から2020年までの間はめくるめくハードな仕事の環境だったため、その働き方にあった手帳を探すべくあれこれ手帳を試しては買い替えるということを最も繰り返していた時期だった。
そんな時期に買ったGRAPHIC IMAGEを引っ張り出してきて再度触れてみたがとてもよい装丁のラグジュアリー感のある上品な手帳だとあらためて思った。似てはいないがスマイソンに通じるものがある。僕が購入したのは「Leather Pocket Datebook」で、サイズがSD手帳のリフィルより小さい。
革はとてもしっかりしていて、経年変化はあまりしていない。立ったまま筆記しやすい。
マンスリーページ。土日が小さい。赤いシールは伊東屋のお馴染みの日本の祝日シール。
180度パタンと開かず手で抑えないといけないので、手帳の下の方を映してない。（手が映ると不格好なので）土日欄が平日より小さいのは使いにくかった。あとこんなに横線いらない。でもデザインかっこいい。
ウィークリーページ。全景が写せていなくて恐縮だが、これも土日が小さい。
このウィークリーフォーマットはLetts 32SUJとそっくりで、土日が小さいところまで似ている。Letts 32SUJは縦長の手帳でそこまで気にならなかったが、この手帳はかなり小型なのでさずがに土日欄小さすぎるなーと思った。
巻末に地図ページ。
巻末に地図のページがあるがこれがまたお洒落なデザイン。何故か世界の大都市+USの大都市中心部の地図になっていて、Tokyo,London,Berlin,Paris,Montreal,Toronto,Boston,Chicago,Washington D.C.,Los Angeles,San Francisco,New Yorkといった謎のラインナップになっている。これ、ジャパンエディションでもないだろうになぜ東京がトップなんだろう。
小口。ゴールド。
横から見た写真。ゴールドが渋い。おっさんくさいと敬遠されることも多いと思うが、金箔は紙を湿気から守ってくれる素晴らしい仕様。能率手帳GOLDに似てる。
能率手帳GOLD（普及版）との大きさ比較。
本当に小さい手帳で、Yシャツの前ポケットにも難なく入る。
3年前に買った手帳なので現在の仕様はわからない。なのでおすすめす手帳、とするのはおかしいけれど、Leather Pocket Datebook以外にももう少し大きいラインアップもあるし人とちょっと違う海外製の手帳を物色されている方にとっては選択肢のひとつになるんじゃなかろうか。
システムダイアリー（SD手帳）一筋といいつつ、きっとこういう海外手帳を見つけたら衝動買いしてしまうんだろうなぁ。
