手帳の湖

手帳にまつわる自省録

能率手帳ゴールドの話(3)

過去5年ぐらい能率手帳ゴールドを使ったことがある、と過去記事でも書いたが、今まさに愛用しているシステムダイアリー(SD手帳)を使い始める前の年まで使っていた。

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2013,2017,2018,2019,2020の計5年間使っていたわけだけど、初年度にあたる2013年は小型版を、それ以外は通常版を使っていた。”システムダイアリー1冊使い”でなければ、きっと2021年も2022年も能率手帳ゴールドを買っていたと思う。

5年間使っていた、と書いているが実際にはこの5年の間ずっと能率手帳ゴールドしか使っていなかったのかというと全然そんなことはなく、色々な手帳に浮気しながらの5年間だった。なのでじっくり使い込んだのかというとそうでもない。そんな中でも2017年が比較的使い込んだ年で、2017年度版がいちばん羊革がつるっつるになっている。

サイズ的な好みはよりコンパクトな小型版なのだが実際の使い勝手でいうと、書き込む文字の大きさや持ち歩ける情報量という観点では通常盤に軍配が上がった。もう一度使うとしても通常版かな。シンプルに老眼で小さい文字が見えにくい、という理由だけど。

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何度でも書くし何度でも触れるが、能率手帳ゴールドの羊皮の装丁の触り心地は最高である。能率手帳ゴールドを購入する前に普及版(表紙がビニール)を買って色々試したが、これはフォーマットの使い心地や自分が書く文字のサイズとマッチするか、というお試しにしかならず、能率手帳ゴールドの羊皮による紙のめくりやすさ、またゴールド専用の用紙の書き心地やインクとの相性は残念ながら能率手帳ゴールドの本物を試してみないとわからない。

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もし、「能率手帳ゴールドを使ってみたいけど、、高いから失敗したら嫌だな。。。」と悩んでいる場合はまず普及版の通常サイズと小型版を買い揃えて自分にあったサイズを決め、決まったら迷わず能率手帳ゴールドを手に入れることを薦める。手帳好きな方でまだ一度も能率手帳ゴールドを手に入れたことがないという方には是非一度味わってみていただきたい。本当に素晴らしいプロダクトで、そのフォーマットをはじめとする仕様変更がほぼないという潔さも完成された感があって素敵!と思っている。

じゃあ薦めるクセになんで今使ってないのよ?と言われるかもしれないがそれは「システムダイアリーが総合的に僕の手帳の使い方にマッチしているから」であって、能率手帳が使いにくいとか嫌になった、というわけでは全然ない。小型閉じ手帳VS小型システム手帳でシステム手帳を選択したと言うことに他ならない。能率手帳ゴールドの個人的なウィークポイントとして「月間ブロックがなく(月間ガントチャートになってる)、ペンホルダーもない」といった点が挙げられるがそれは決定打ではない。

やや言い訳がましく理屈っぽくなったが...とにかく、能率手帳ゴールドには未練タラタラなので、万が一システムダイアリーを使うことをやめることになったらきっと戻るだろうな、とは思っている。

能率手帳ゴールド愛は健在である。

こうやって能率手帳ゴールドのことを書いてるとまた使いたくなってくるな...。