手帳の湖

手帳にまつわる自省録

インデアンカレーとTNP

インデアンカレー、三たび。

この”三たび”という文字を見ると大どろぼうホッツェンプロッツを思い出す。読者の中に大どろぼうホッツェンプロッツをご存知の方いらっしゃいませんかね?懐かしい。

さて、タイトルの通りインデアンカレーとTNP。本日はそのまんまの写真を載せるだけの投稿である。

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それにしても相変わらず大好きだ、インデアンカレー。大阪へ訪問の際は是非お試しいただきたい。
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暖かい(暑い)季節がやってきて、辛いカレーがますます似合う季節になってきた。いや、寒い冬でもカレーは合うのでカレーはオールシーズン対応型のメニューだな。

そして、TNP。使い勝手でSDを超えることがきでなさそうなのでメイン手帳の座を奪うことは出来ないけれど、ラフに使えるし、カレーによく合う。カレーによく合う手帳ってなんなんだいったい。

今週のお題「外でしたいこと」→カレー食べたい。

今日は取り止めのない回。このへんで失礼します。

素直になる(手帳選び)

たった一冊だけ、今後添い遂げる手帳を選ぼうと思っているけれど、どうやら無駄な努力に終わりそうだ。

このブログを始める1年前の2021年から使っているSD(システムダイアリー)は過去の手帳遍歴の中でも僕の中ではなかり特別な位置付けにある手帳だ。ブログに度々SDの素晴らしさを載せることによって特別感が強化された気もするけれど、とても使いやすくて一番活用できている手帳だと思う。本当にこの30年余りの手帳人生(大袈裟だ)の内、最も使いこなせているなぁ、と思えるし人様にも自信を持って紹介できる手帳だと思える。

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SDとTNP。

にも関わらず、だ。一生添い遂げる手帳はSDなんじゃないの?と答えが出ていそうなのに、それでも色々な手帳を使いたい欲はおさまらず、色々と理由をつけては新しい手帳に手を出す。この写真のTNP(トラベラーズノートパスポートサイズ)なんかもそうだ。

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TNP。

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SD。

もうSDでええやん?と内心思っているけれど、もう一方で「もっといろんな手帳を試したい!」とも思っている。ここは素直になって、手帳選びをもっと楽しむ(つまり、もっと手帳を選んで買って楽しむ)ことにする方が潔い気がしてきた。自分に最もあうたったひとつの手帳を探すという名の下に手帳を選ぶというよりももっと素直にいろんな手帳を買って試したいのだ!と宣言したい。

基本的にメイン手帳は一番使いやすいSDで行くとして、憧れのエルメスヴィジョンや、写真のTNP、能率手帳ゴールド、そして未だ見ぬミニ6のシステム手帳など、楽しめるだけ楽しむ。こういうふうに考えた方が気が楽だ。

ふう。気が楽になった。さぁ、また使ってみたい手帳を探して手に入れて使ってみるぞ。

手帳の厚み

自分にとって”最適な手帳のサイズ”を考える時に意外と考慮漏れがちなのが”手帳の厚み”。縦横の大きさばかり気になりがちだし、僕場合は幅ばかり気にしてしまう。片手で持った時に持ちやすいかどうかを重要視しているためだ。

僕の中での幅の限界値は100mm。10センチ以内に納まっていれば使いやすい部類に入る。細ければいいというものでもなくて、程よい幅感が大切である。狭いと書きにくくなるので。愛用しているSDの絶妙なところはバインダーの幅とリフィルの幅の差が少なめであるということ。持ちやすい幅のサイズを担保しつつ書きやすいリフィル幅も実現している。

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システムダイアリー。収納できるリフィル数は公式には110枚。

では、手帳の厚みとしては僕的にはどれぐらいの厚みがベストなのか。これはあんまり真剣に考えたことがなかったのだけれど、まぁ20〜30mmぐらいまでに納まってたらいいんじゃないのかなと思う。手帳が薄いということはそれだけ持ち運べる情報量が少なくなるということだから、あまりペラッペラにしたくはない。とはいえ逆に分厚すぎると思いのほか嵩張るので持ち歩きにくい。見た目は分厚い手帳が割と好きなのだけれど、使い勝手からするとほどほどの厚さを維持したいところだ。重たくなっちゃうしなぁ。

SNSなどでよく見かける、太っちょの手帳に憧れがないわけではないけれど、手帳に何かを貼り付けたり挟んだりして手帳を太らせて(育てて)いく使い方は僕には合っていないので、きっと好きではあるんだけど・・・チャレンジはしたことがない。たぶん今後もこの方向に進むことはないだろうな。

手帳はなるべくほどほどにスッキリさせて持ち歩く情報量をコントロールしていきたいと思う。自分自身にとってベストな手帳の大きさ・厚みのサイズを探ることは使いやすさに直結するのでちょうどよく使って心地よいサイズを見つけたいものだ。

 

小型システム手帳のススメ(1)

手帳にはいろいろな種類と使い方があって、日本独自のものもあれば世界中である程度ルール化された規格のものもある。手帳の使い方・使い道は人それぞれ。スケジュール管理するもよし、日記をつけるもよし、持ち歩きたいデータを載せておくもよし。”手帳”の存在意義は無限にあると思うし逆に定義づけるのはなかなか難しいと思う。その使い方や個人の主義・趣味・趣向によって使い勝手の良い大きさやフォーマットも変わる。一概に「この手帳が誰にとっても最高だね!」とはならない。

そんな中、僕が愛用してきた手帳たちの中であえて人様にお薦めするとしたらどんな手帳か。おすすめの前提として手帳の利用シーンを「スケジュール管理・仕事やプライベートのメモ・やることや買うべきもののタスクリスト管理」というオーソドックスに近い使い方に設定すると、おすすめの手帳は、

「小型のシステム手帳」

だ。もちろんこれは僕の経験からくる完全な主観。参考になる人には参考になるだろうしまったく参考にならない人にはまったく参考にならないと思う。このブログに何度も訪問くださってる方なら「まぁSDを薦めるだろうな」と思っていらっしゃることと思う。その通りだ。ただまぁ、SDはかなりのガラパゴス手帳なのでお薦めするなら世界標準のミニ6手帳かな。

”小型”の定義は難しいが、バイブル〜Micro5ぐらいまでがシステム手帳としては小型の部類に入ると思う。僕が推したいのは「ミニ6」サイズ。バイブルはやや大きく、Micro5はやや小さい。上記利用目的でうまく手帳を使っていくならミニ6が一番しっくりくるサイズだと思うのだ。

システム手帳。左からバイブルサイズ、ミニ6サイズ(※注 写真はSD)、Micro5サイズ。

綴じ手帳の中にも僕が好きな手帳はたくさんあって、気に入って使っているのものある。使い勝手を凌駕してしまうほどの所有欲(と使っている自分が大好き、という満足感)を満たす手帳も多い。だから単純な使いやすさだけで手帳を選べないんだけど。

そんな中、もし仮に他人に手帳をお薦めする機会に恵まれたなら、「小型システム手帳(ミニ6)」を薦める。小型システム手帳の良い点は、シンプルにまとめると

「持ち運びやすく、情報が整理しやすい」

だ。これまでのブログで書いてきたこととなんら変わりない理由だが、この「小型システム手帳のススメ」は何回かにわけてつらつらと書いてみたい。(たぶん不定期掲載。)

使い慣れたSD手帳

使い慣れた手帳というものは、こんない使いやすいものなのか。このブログ的には原点回帰とも言えるSD手帳の復活。といってもほんの2ヶ月ぐらいまったく使ってなかっただけなんだけども。このブログでメイン手帳選びについて何回もぐるぐると迷っているさまを繰り返し書いてきたが・・・2021年から丸2年はほぼSD手帳だけを使う日々を過ごしてきた。2023年からはいろいろと手帳選びに迷いが生じ、綴じ手帳への回帰を検討し、2024年についにSD手帳から綴じ手帳へ・・・こんな流れでエルメスのヴィジョンをメイン手帳として過ごしている。いや過ごして”いた”が正しいか。いったんSD復活、である。

僕の中ではこの小型システム手帳である”SD(システムダイアリー)”が過去最高に使い勝手がよい手帳だと判定していたのだが、未だ見ぬよき手帳を探してみたい欲求には抗えない。それが手帳病なのだ。そんなこんなで特に2023年〜2024年にかけて様々な手帳にアタックしてみている。このブログで全て紹介しきれていない気もするが、とにかく試してみている。

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システムダイアリー。

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この8つのリングがアイデンティティ。手のひらに収まるバインダーとそれに近いサイズのリフィルが特徴。

そうやって色々試してみても”いざとなったらSDがあるや”と心の中のどこかで思ってしまうので思い切ってSDを封印していたけれど、実際手に取るとやっぱり使いやすい。手帳ブログ的にはいろんな手帳をとっかえひっかえ使ってみてその使い心地を書いた方が面白いかもしれないしネタにも困りにくいとは思うんだけど、メイン手帳をSDに戻す方がいいのかもしれない。他の手帳を使ってみた上でのSDの良さ再発見。そんな感覚でいる。

SDというか小型システム手帳の使い勝手が染み付いていたのだと気付かされたんだけれど、素晴らしいのはやはりその分類力。メモやToDo、仕事とプライベートなど分けて管理したい場合はシステム手帳のほうが何かと便利だ。綴じ手帳に戻すときは「そんなに分類しなくても大丈夫!」と思っていて実際そこまで不便を感じていなかったのだけれど、逆にシステム手帳を使って「なにこれ便利!」と再評価。これは頻繁にリフィルを入れ替えたりしなければならない煩雑さとトレードオフなので難しいところだけれど、確かにメモは取りやすいな。

みたいな感じで今日1日SDを復活させて使ってみてつらつらと思ったことを書いてみた。当面いくつかの手帳の情報を同期とりながら使っていくつもりだけど、使い方的にはSDに戻すのが一番かもなー。ちょっとこれはわかんないな。

未だ見ぬミニ6手帳に手を出すかもしれないし。(←え?)

ただいま、SD

迷走している手帳選び。迷走するついでに一旦封印しているSD手帳を引っ張り出してきた。1月の末からメイン手帳をエルメスアジャンダヴィジョンに変えた時に、SDは仕舞い込んでそのまま引っ越しやらなんやらで段ボール箱に入れたまま屋根裏部屋行きにしていたのだ。目の届くとこに置かない方が新しい手帳運用が固まりそうな気がして。

エルメスヴィジョンは気に入って使っているが能率手帳ゴールドやTNPに目移りしているのも事実で”終の手帳”選びは混迷を極めている。とっかえひっかえ手帳を楽しんでいるのだ。

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久々のSD手帳(システムダイアリー)。

丸2ヶ月ぶりのSD手帳だが、正直使いやすい。やっぱこれだわーもう手帳これでいいわー、というぐらい自分に馴染んでいる。3年ぐらい他の手帳に心移りせずに(いや、してたか)使っていただけのことはある。180度開いてその状態を維持してくれることの重要度を再確認できた。エルメスヴィジョンもTNPもそこがネックといえばネックなのだ。プチストレスが積りに積もるパターン。でもヴィジョンもTNPもそれぞれの良いポイントはあるしSDがすべての点においてダントツでいい!というわけでもないのは事実。まぁそうじゃないとずっとSDだけ使い続けてるだろうし。SDにだって不満な点があったのでヴィジョンに変えているわけだし。というかシステム手帳のそもそもの”リフィルを定期的に入れ替える運用の面倒さ”になんか引っかかる気持ちになることがあるのだ。そもそも論だけれども。

SDからヴィジョンに鞍替えしたのはヴィジョンに憧れていたから、という理由もあるしシステム手帳から綴じ手帳に戻ってみたかった、というのもある。SD手帳にすっかり飽きてしまったとか使いにくくなって嫌になったとかいう理由ではなかったので逆にヴィジョンが嫌になったら戻ってくるかもなと思っていた。

「ただいま、SD」というタイトルで書いているが、今日以降SD手帳をメインで使い続けるかどうかはわからない。ヴィジョンだって気に入っているからだ。ピッグスキンのヴィジョン、いいんだよなぁー。そんなこんなで当面、以下の手帳を行ったり来たりするだろう。

・SD手帳

エルメスアジャンダヴィジョン

能率手帳ゴールド

トラベラーズノートパスポートサイズ(TNP)

でも、でも、やっぱりいいぞSD手帳。

迷走する手帳ライフ

2024年は昨年にも増して、手帳活用は迷走状態である。なにせ、数年愛用していたSD手帳から離れ、エルメスヴィジョンに鞍替えしたものの、トラベラーズノートパスポートサイズ(TNP)にも手を出しているし、Noltyライツメモとイルビゾンテのカバー、ほぼ日手帳だって2024年版を購入した。そして、写真にある能率手帳ゴールドである。

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ENVELOPE,能率手帳ゴールド,LAMY2000.

買った手帳全てに役割を与えて使い分けるのであればまだしも、僕の手帳の使い方は一冊使い。たったひとつの手帳を選ぶために買いすぎた。いやわかっているのだけど、どれも試してみたくなる。手帳選びの迷走状態にすっかり開き直っている。

とりあえず今日現在は機嫌良くTNPを使っているが、きっとそのうち能率手帳ゴールド経由でエルメスビジョンに戻り、最終的にはSDに戻るという道を辿りそうな気もしなくもない。わかんないけど。とりあえず言えるのは手帳万歳!である。