手帳の湖

手帳にまつわる自省録

手帳選びはアドリブ

けっこうな頻度で”欲しい手帳”をリストアップして手帳に書き込み、その手帳を買うかどうか散々悩むのを楽しんでいるのだが、実際文具店に出かけて目で見て触れていいなと思う手帳はリスト内にない物だったりする。節穴だらけの選手帳眼。

そういえば現在愛用しているシステムダイアリーだって、最初はまったく歯牙にも掛けない感じでアウトオブ眼中(これを死語と呼びます)だったのだ。気になってから丸の内の丸善で実際に触れて惚れて買った経緯がある。その時だって、システムダイアリーを見に行ったのにX47というドイツの手帳(スプリングバーで綴じる、かなりレアなタイプの手帳だ)が気になっていじくり倒してしまい、連れて行った息子を退屈させてしまった。

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システムダイアリーはほんとうに手放せない手帳になった。

最近の(SD手帳以外の)手帳で購入候補でお気に入りは、ダイゴーの革装手帳と、ほぼ日WeeksMEGAスニーカー。どっちも結果的に買うのだろうが、SD手帳を超えることはないかもしれない。数年システム手帳を使っているとアラも見えてきて、いい点ばかりじゃなくて欠点に目がいくようになるが、いざ綴じ手帳に変えてみるとシステム手帳のメリットを思い出して「ごめんよ〜」となってしまう。

そんなことを繰り返しているのだけれど、文具店でも欲しくなる手帳をすぐに見つけられるので、結局手帳選びはアドリブで決めてしまえるのだ。