手帳の湖

手帳にまつわる自省録

分類か時系列か

システム手帳の大きな利点の一つは”分類できる”ことだと思う。リフィルに書いたことをあとで入れ替えてまとめたりできる。また、あらかじめタブで分類しておいて途中にリフィルを挟み込むことができる。使っていると当たり前だけど、綴じ手帳ではほぼ不可能な運用が可能になっている。綴じ手帳に比べて重さや使い勝手を犠牲にしている部分はあるとも言えるが、最近は軽いものもあるし、リングの存在自体が書きにくさを演出しているはずなのに意外と書きやすいものもあったりする。運用の好みに合わせて綴じ手帳かシステム手帳かを決めれば良いと思う。

システムダイアリー

この、”好みの運用”だけれど、何が好みかはその時々の環境ーーー仕事や家庭、趣味などーーーによって変わる。ここ数年”あとで分類できる”最大の強みを買ってシステム手帳を使い続けてきたが、”分類できすぎてかえって情報に辿り着きにくい”ということも感じるようになってきた。ただ分類がへたなだけだとは思うが、気軽に過去を振り返ることがしにくくなったのは事実だ。過去、と書いたが未来のタスクであっても書いた瞬間から情報はどこかに分類されるので、その情報にたどり着くルートは確保されていなければならない。それをバラバラな場所にファイリングしてしまうと探しにくくてしんどくなる。

と考えた時に基本的に時系列で書き込んでいく綴じ手帳のほうがいいのかも、という逆の考えが湧いてきた。検索しやすさは劣るかもしれないが、同じ手帳の束の中には情報が残る。1年単位の手帳が基本だろうから、その1年単位の手帳の中にその年の情報は探せば見つかる。こんな感じで綴じ手帳に戻るかどうかを検討している。

ダイゴーE1014

現在常に持ち歩いているダイゴーE1014というミニ手帳は綴じ手帳なので、あれこれメモしてもこの手帳の中を探せば情報は出てくる。システム手帳のように別のバインダーに保管してしまって情報がすぐに取り出せなくなったりすることはない。

ほぼ日手帳weeks

現在もっともカムバックの可能性が高いのがほぼ日手帳weeks。先日から久しぶりに過去の手帳を色々触ってみているが、やはり、いい。よくできてるわ。前にも書いた気がするけれど、この仕様(マンスリーブロック、週間レフト、大量のメモページ)でSD手帳並のサイズだったら即買い&超愛用すると思う。(現在のほぼ日weeksのサイズ感も嫌いじゃないけど)

ここで書いている”分類か時系列か”は手帳のメモ部分の話である。実質時系列で書くことになる綴じ手帳に戻るなら、メモを大量に書ける手帳がよりよいということになる。

というわけでほぼ日手帳weeksMEGAがいいかなぁ。