手帳の湖

手帳にまつわる自省録

PVCの手帳

とても気に入っていつもポケットに忍ばせている自分史上最小手帳であるダイゴーアポイントダイアリーのE1014。2色展開で赤色がE1014、黒がE1018だ。色々調べているとダイゴーの手帳も意外と淘汰が激しそうで、仕様変更や廃番などもあるようなので、今使っている手帳がこの先もずっと存在するとは限らない。使えるうちに活用しないと!

気に入っているポイントはいくつかあるが、大きさ、メモページの多さ、雑に扱える素材(PVC)、文字の視認性などなど・・・見開き2週間というフォーマットは使いにくいかもと思っていたけれど使ってみるとそうでもない。用途がメモ帳だからかもしれないが、個人的には純粋なメモページだけのジェットエースやすぐログよりもこっちのほうが使いやすいと思っている。

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本当に手帳を趣味とする手帳好きの方が最も好きな手帳の素材はおそらく”本革”だろう。少なくとも僕はそうだ。やっぱり本革はいいな、と思う。なにしろ所有する満足感が違う。手触りもよいし、経年変化も楽しめる。自慢もできる。だが、使いやすさという点においては、場合によっては他の素材に負けることだってある。

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PVC、いわゆる塩ビは劣化しないわけじゃないけどかなり長持ちな素材だ。環境によってはベタベタになってしまうけど、うまくいけば4〜50年は持つと思う。暑すぎたり寒すぎたりしなければ。僕はPUよりも好き。PVCが大好きでこの素材の手帳ばかり集めてる人にはお目にかかったことがないけれど、耐水性はあるし、扱いやすくていい。写真のE 1014はシボ模様もおしゃれと言えばおしゃれだ。ちょっと無理矢理かな。

長くポケットに入れていても丈夫だし革のように汗も吸わないのでいい。こうやって書いてるといいことずくめだな。

でも安っぽいよね?と思ってしまうところが欠点なのかもしれない。

でも最近になってやっとビジネス手帳の良さに気がつき始めたので塩ビの表紙の手帳も積極的に選択肢に入れていこうと思っている次第だ。