手帳の湖

手帳にまつわる自省録

ダイゴー手帳はお気に入り

来年も何らかの形でダイゴー手帳は使いたいなぁ、と思えるほどダイゴー手帳を気に入っている。かなり昔から知っている手帳だけれど、今年初めて使い始め、その紙質や製本仕様や、全体的なバランスの良さにとても感心している。手帳歴30年だけれど、基本的にはデザイン優先で海外の手帳大好き!というスタンスの期間が長く、当時はビジネス手帳はストライクゾーンにはなかった。綴手帳だとクオバディス、レッツ、スマイソン、歳をとってからデザインは見た目のことを指すのではないという考え方にようやく追いつき、ビジネス手帳群の考え抜かれた仕様を素晴らしいとようやく思い至るようになってきたのだ。若い人にはわからないかもしれないがビジネス手帳はいいぞ。と言いたい。僕の一番の愛用手帳であるSD手帳も国内発の渋いシステム手帳だけれど、日本のビジネス綴じ手帳もいい。

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ハンディピックSとE1014。

数あるビジネス手帳の中から文具店店頭でパラパラ捲って使い勝手良さそうだぞ、と感じた手帳はなぜかダイゴー製品に多かったので、WEBの世界でもユーザーレビューを探してみたけれど、あまり見つからない。ジブン手帳ほぼ日手帳、トラベラーズダイアリーなんかはいくらでも見つかるのに、ダイゴーユーザーのレビューやブログ記事はめちゃくちゃ少ない。ちょっと調べると簡単にこのブログに辿り着いてしまうぐらいに少ない。ビジネス手帳系だと能率手帳ゴールドが一人勝ちの様相だ。でもダイゴーだって高橋手帳だって、博文館新社だって、いい手帳を出しているのだ。

僕が今年試したダイゴーの手帳はハンディピックSとE1014。どっちもよくて甲乙つけがたい。あえて機動力で勝負するなら、より小型で表紙と一体型のE1014がよりいいかな。アレンジを楽しむなら断然ハンディピック。

ダイゴー手帳はアポイントプレミアムという革装丁の手帳もあるし、A7サイズのレフト式の鉛筆付手帳も魅力的。ビニール製の手帳だって決して”安かろう・・・”ではないのだ。