手帳の湖

手帳にまつわる自省録

トータルバランス

先日、手帳それぞれに世界観がある、と表現したけれど、大きさや肌触りそして全体的な質感などトータルでよい手帳であると思えるかが使い続けられるかどうかのポイントになると思っている。

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今年使ったいろんな手帳たち。

と考えてはいるけれど、トータルバランスを構成する各要素と自分好みのその配分みたいなものををちゃんと分解できて把握できているかと言えばそんなことはなく(だから色々な手帳を使ってみたくなるし色々迷うんだけど)よくわかんないまま感覚で良し悪しを感じている気がする。なんとなく好きという感覚も重要だとは思う。でもそのなんとなくを分解してみたくなる。

手帳の好みとしては小型の手帳ということで明確なんだけどその大きさはかなりブレがちだ。パスポートサイズがちょうど良かったり物足りなかったり。革手帳が至高ではあるけどビニール手帳の手軽さが実は使いやすかったり。綴じ手帳が書く時にストレスを感じないと思っていても、システム手帳が180度開いた状態を保てる方がストレスフリーだったり。そのシステム手帳が全てパタンと完全に開くわけではなくて手帳カバーの仕様や経年変化によって違いがあったり。書き出すとたくさん重要ポイントがでてきて、その全てを満たす手帳はないよなということを身に沁みて感じるところである。まさに完璧な手帳などないのだ。