手帳の湖

手帳にまつわる自省録

過去の思い出に触れる

綴じ手帳がシステム手帳よりも優っている点、僕自身が感じる優位性のうち個人的No.1は「過去の思い出に触れやすい」という点だ。

過去メモの閲覧性という観点では、使い方や整理方法によるところが大きいので分類できるシステム手帳が優位だったりもするだろうし、バレットジャーナルのように一定のルールを作って記録すれば綴じ手帳でも検索性を高めることはできる。ようは使い方次第だ。

綴じ手帳か、システム手帳か。はたまたノートか。

システムダイアリーは書き終えたリフィルを専用のボックスに収納する。タブで仕分けできるので、あとで情報を検索することができる。このシステムは上手に使えばかなり使いやすい。

システムダイアリーのシステム

しかし、パラパラと捲りながら過去の出来事を振り返って懐かしむ、といった使い方にはあってないような気がする。こういった使い方は綴じ手帳のほうがいいような気がするのだ。基本的に1年1冊だろうから、その年の手帳をパラパラと捲れば過去の出来事に簡単にアクセスできる。卒業アルバムを捲って懐かしむかの如く、過去の出来事、思い出に触れることができる。

実際そこまで思い出に耽ることはないかもしれないけれど、昔の手帳に触れるのも手帳趣味の醍醐味だったりするので、こればかりは毎年本体ごと入れ替わる綴じ手帳に軍配があがるなあ、と思っている。