要務手帳、という手帳が博文館新社から出ている。表紙には「ENGAGEMENT DIARY」と金色の文字が入っている。
この手帳、今年初めて手に入れて少し使ってみたのだけれど、いまひとつ僕には合わなかった。
最近のブログでシステム手帳から綴じ手帳に戻るかもしれない的な事を何度か書いているが、その通りで2023年に入ってからいくつかの綴じ手帳をお試し的に使っている。その中の一つとして要務手帳を手に入れてみたのだ。
要務手帳はビニール装と皮装があってそれぞれビニールと皮の装丁なのだが、僕は皮装を買って能率手帳ゴールド的な使い方ができないかなぁと期待を寄せていた。
なかなか渋い作りで身も心もおじさんになっている僕としてはこの手帳を持ち歩いてもマッチするんじゃないかと思っていたけど、数日使ってすぐにシステムダイアリーに戻ってしまった。これをずっと永く使っていくぞ、的な決意を新たにするほどのインパクトを自分自身に与えることができなかった。
買う前からわかっていたことだが、要務手帳の最大のポイントは「見開き4日」という個性的なフォーマット。このフォーマットを気にいるかどうか、使いこなせるかどうかがポイントで、以前から試してみたかったのだ。あと、この黄色のカラーリングも好みだったし。
ただ、残念ながら見開き4日のフォーマットは僕には合わなかった。見開き1週間のレフト式のフォーマットに慣れてしまっているので4日だと当然曜日単位で物事を見ることができない。リズムがなんだか狂ってしまって使いこなせなかったのだ。
能率手帳(普及版)とのサイズ比較。縦は長く、幅が狭い。革の触り心地はやや固め。能率手帳ゴールドのヤンピーの触り心地のほうが好みだ。
もったいないので何かに使えないかなと考えてはいるが、いつも書いてる通り手帳を複数同時に使いこなすのが苦手なのでどうしたものか。