手帳の湖

手帳にまつわる自省録

思い出すために捲る

随分前に「忘れるために書く」というエントリーを書いたが、今回の「思い出すために捲る」というエントリーも言いたいことはほぼ同じ。

僕の手帳の使い方はあいもかわらず仕事とプライベート全部入りでスケジュール管理とメモ書きがメインだ。変わった使い方はしていない。”手帳”という言葉を聞いておよそ思いつくだろう使い方そのものの使い方だと思う。

ただ、僕の使い方で変態的なポイント(自分で自分を褒めてる)としては、風呂とトイレ以外は手帳を持ち歩いているということだ。通勤中にカバンに入れることはあるが、仕事中はほとんど手に持っているかデスクに置いている。思い付いたらすぐに書く、すぐに見返すことができる状態を保つためにそうしている。大好きな手帳を常に愛でていたいから、というこれまた変態的な考えもさることながら、基本的には実用性を最大化するための運用として”常に持ち歩く”ことを実践している。

イデアは書き留めないとすぐに霧散してしまうので、できるだけ出来たてほやほやを手帳に閉じ込めてしまいたい。そして、書くと一旦忘れることが出来てスッキリリセットもできるので「忘れるために書く」と言える。

忘れっぱなしでは意味がないので、時々手帳をパラパラ捲って「思い出す」行為も必要。思い出すために暇さえあれば手帳をパラパラと捲る、ということの習慣化もとてもだいじだと思っている。

スケジュールやタスク、ちょっとしたメモなどを手帳に書いて忘れる。忘れるために書く。そして暇さえあればパラパラ捲る。思い出すために捲る。これを地味に繰り返していきたい。

diarylake.hatenadiary.com

 

 

掌への収まり具合

SD手帳(システムダイアリー)のバインダーのローテーション利用、昨日と今日は写真のフラッグシップバインダー。ミネルバリスシオの経年劣化も徐々に進みだいぶ味が出てきた。持っているバインダーの中でもかなり粗く雑に扱っているからか、変化も早い気がする。

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このバインダーの悩みポイントは180度開いてくれないところだけれど、手に持った状態の筆記は結構書きやすい。180度開かないけれど、開き具合が手のひらに丁度よく作用するのだ。革もフカフカになってきているので触り心地もよい。掌への収まり具合がすこぶるよいのだ。

立ったままの筆記はしやすいな、と気がついたのは最近だけど、こうやって使っていくうちに利点や欠点に気づくのも面白い。

システムダイアリーに異常な執着を持つこのブログだけれど、あまり気にせず引き続き書きたいことを書き綴っていきたい。

 

人間が変わる方法

この春から仕事もプライベートもかなり環境が変わりそうなイベントが控えているのでその準備におおわらわだ。

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大前研一さんの名言が好きなので引用したい。

「人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。」

そう、住む場所を変えるのだ。

わかってたことだけど準備が大変。僕の手帳のタスク欄はチェックボックスだらけで、タスクをこなすためのタスクもあったりなんかして、かなりバタバタしている。

が、息子はそんなのおかまいなしにというかむしろ今住んでいる土地の思い出づくりと言わんばかりに一緒のお出かけをせがんでくる。もちろんせがまれたらお出かけしないわけにはいかない。昨日も仲良く葛西臨海公園の大観覧車に乗った。住む環境が変われば実現のハードルは少し上がるので行けるうちに行きたいところは行っておかねばなるまい。

住む場所を変える、環境を変えるとはそういうことなのだ。

どこにいくのかとかそういう話はおいおい書くとして、ここしばらくはブログの更新が難しい時も出てくるかもしれないということを書いておきたかった。というわけで本日は言い訳・予告エントリーでした。

 

過去から学ぶ

変えられない過去から得られるものは、学び。教訓。

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未来に活かすために、あの日を振り返る。

振り返って、学びを得て、具体的な行動に変える。

自分の行動を変えて、習慣を変えて、未来が変わる。

 

過去と他人は変えられない

これからちゃんと心がけたいこと。

「過去と他人は変えられない」

僕がかつてがとらわれていた「しなきゃ」のひとつは「周りを変えなきゃ」でもあった。影響力を持って、周囲を変えていく。そんな風に考えていた頃もあった。

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昨日のエントリー「今、に集中する」にも通ずることだけれど、変化を起こすなら

「今、自分が変わる」しか、ない。

 

今、に集中する

手帳を使っていて楽しいのは少し未来の楽しい予定を書くことや、過去を振り返って懐かしむこと。特に子供が生まれてからは、イベント毎に過去を振り返っては懐かしみ、子供の成長を喜ぶといった機会が増えた。

過去を振り返るためのツールは大抵手帳か写真だ。写真も10数年前に比べるとスマホクラウドサービスも格段にレベルアップしたので思い出を鮮明に閉じ込め鮮明に思い出しやすい。手帳はその時の文字や絵の雰囲気から当時を甦らせる、といったやり方でそれはそれで味がある。

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未来の予定。どこまで先の未来を”予約”しておくかだが、僕はあまり数年先の予定・目標を書くということはやめている。若い頃は将来こうなりたい!みたいなビジョンも書いていたのだが、現在はせいぜい1年先ぐらいまでのことを書くにとどめている。老い先短いからだよねと言われるとまぁそうなのだけれど、そのかわりやると決めたことは夢ではなくて細分化してタスク化して実行する。極力そうすることにしている。やること、行く先、手に入れるもの、体験したいこと。

そして、一番大事なのは”今”だと思う。今さえよければそれでいい、という意味ではなくて。未来のために今我慢することはあるだろうけれど、その場合は明るい未来のために今やれることをやっているということ。過去を振り返るのも、振り返る行為そのものは今現在で、それは今現在”過去を懐かしむ”という楽しみを実行しているのだし、よりよい未来に向けて過去を参考に振り返っている、とも言えるのかも。

無理矢理な考え方だと思えるかもしれないが、結局のところ自分自身で直接コントロールできるのは”今”しかないので、過去を振り返ってばかりとか先のことを考え過ぎて今動けないとかそういうことにならないように、今、に集中することが大切なんだと思う。

なのでその時その時の”今”を一生懸命手帳に書き留めるのだ。

 

SD手帳とインスタントコーヒー

今日は(も)、仕事で遅くなったので、今朝撮った写真を載せてお茶を濁すパターン。

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システムダイアリーのバインダーをローテーションして使っているが、今日使ったバインダーは、SDハイラインバインダー。一番好きなSIRUHAとのコラボモデルだ。一番使い込んでいるだけあってパタンと180度開いてくれるのでストレスフリー。傷がつきやすいブッテーロレザーなので、爪で引っ掻いてしまわないかいつも不安になる点が精神衛生上マイナスだが、それでも大好きだ。艶が出てきて美しい。

それにしても爪でカリッとしないように恐る恐る触れようとした時に限って思いっきりガリッとやってしまう現象は一体なんなんだろう。