手帳の湖

手帳にまつわる自省録

忘れるために書く

手帳をどのように使うかは人それぞれだけれど、別のエントリーでも書いたように僕はスケジュール管理とメモ帳として使っている。実用手帳オンリーだ。まぁオーソドックスな使い方と言える。ブログに紙面を載せてもたいして面白くない内容がつらつらと書いてある。スケジュールにもメモにもオンオフあるが、どちらも一冊のシステムダイアリーに全て入れている。(システム手帳の構成については別の機会に詳しく書きたい。)

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手帳に思いついたことをすぐ書けるよう、いつも持ち歩いている。これは「すぐに書く」「後で見返す」ことができるようにするためだ。これを習慣化するにはずいぶん時間がかかったし今でも完璧にできているわけではないが、これの何がよいかと言えば「後で必要になる事はだいたい書いてある」という自分と手帳に対する信頼を持てる事だ。後で見返せばよい、となると一旦書いたら忘れることができる。頭で覚えておく、記憶しておくというのはずいぶんとストレスが溜まる。それにだいたい覚えておきたいことも忘れてしまうので思い出す作業が厄介だ。なので一旦手帳に書き殴り、一旦忘れる。もう一度見返す、という作業が必要だが、見返すとたいていのことは思い出す。(自分の字がへたでなんて書いてあるかわからない場合を除く)

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ただこの「見返す」作業は「すぐに書く」以上に習慣化するのは大変だ。書いて忘れて安心したつもりでも見返すのを忘れたら意味がない。リマインダーとして機能させるためには「見返す」の習慣化が肝要だ。このために手帳をいつも持ち歩いて暇さえあればパラパラ捲るクセをつけた。幸い手帳を愛でるのが好きなので革バインダーを撫でつつ手帳の中身も確認。どこに何を書くかは決めているので(ココ大事)、その場所を見返しては「あ、忘れてた」と思い出して作業に取り掛かるといった具合だ。

頭にあるデータを手帳に移行する、そんなイメージで運用すると、手帳に書いた瞬間に頭がスッキリするのでおすすめだ。じゃあどういう風にメモするの?については別途まとめて書こうと思っている。

スケジュールやタスク、ちょっとしたメモなどを手帳に書いて忘れる。忘れるために書く。これを地味に繰り返していきたい。