手帳の湖

手帳にまつわる自省録

今、に集中する

手帳を使っていて楽しいのは少し未来の楽しい予定を書くことや、過去を振り返って懐かしむこと。特に子供が生まれてからは、イベント毎に過去を振り返っては懐かしみ、子供の成長を喜ぶといった機会が増えた。

過去を振り返るためのツールは大抵手帳か写真だ。写真も10数年前に比べるとスマホクラウドサービスも格段にレベルアップしたので思い出を鮮明に閉じ込め鮮明に思い出しやすい。手帳はその時の文字や絵の雰囲気から当時を甦らせる、といったやり方でそれはそれで味がある。

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未来の予定。どこまで先の未来を”予約”しておくかだが、僕はあまり数年先の予定・目標を書くということはやめている。若い頃は将来こうなりたい!みたいなビジョンも書いていたのだが、現在はせいぜい1年先ぐらいまでのことを書くにとどめている。老い先短いからだよねと言われるとまぁそうなのだけれど、そのかわりやると決めたことは夢ではなくて細分化してタスク化して実行する。極力そうすることにしている。やること、行く先、手に入れるもの、体験したいこと。

そして、一番大事なのは”今”だと思う。今さえよければそれでいい、という意味ではなくて。未来のために今我慢することはあるだろうけれど、その場合は明るい未来のために今やれることをやっているということ。過去を振り返るのも、振り返る行為そのものは今現在で、それは今現在”過去を懐かしむ”という楽しみを実行しているのだし、よりよい未来に向けて過去を参考に振り返っている、とも言えるのかも。

無理矢理な考え方だと思えるかもしれないが、結局のところ自分自身で直接コントロールできるのは”今”しかないので、過去を振り返ってばかりとか先のことを考え過ぎて今動けないとかそういうことにならないように、今、に集中することが大切なんだと思う。

なのでその時その時の”今”を一生懸命手帳に書き留めるのだ。