手帳の湖

手帳にまつわる自省録

エルメス手帳、1ヶ月経過

今日から3月。エルメスのヴィジョンを使い始めたのが1月の終わり頃だったのでかれこれ1ヶ月経ったことになる。というかまだ1ヶ月しか経ってないんだと思うぐらいエルメス手帳は自分にフィットしている。今までで「過去イチ自分にあっているなこの手帳」と思った手帳はSDなのだけれど、それを越えそうだ。まだ1ヶ月なので言い切るのは憚られるが、そう思う。まぁ手帳を買うときはだいたいこういった面持ちで買うのだけれどもね。2023年は綴じ手帳チャレンジに取り組んではSDに戻りを繰り返していたことを考えれば、綴じ手帳単独で1ヶ月間を過ごせたこの手帳にはとても満足している。逆に1ヶ月間まったくSDを必要としなかったというのも驚きというか意外だったのだけれど。とにかくメイン手帳としてやっていけそうだ。

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HERMES AGENDA VISION

この1ヶ月の間には引越しなどもあったのでかなりバタバタしたけれど、そのスケジュール管理もヴィジョンでなんなくやり切ることができた。見た目や触り心地ばかりをフィーチャーしがちだけれど実用面も申し分ない。3年も愛用し使ったSDからの乗り換えはかなり不安があったけれど、実際乗り換えての不満はほぼ、ない。というか寧ろ、ない。システム手帳でできていた情報の分類ができないのでメモは時系列に記載していくしかないけれど、永い手帳歴の中で綴じ手帳が占める割合は圧倒的だったので、慣れている運用に戻るのはそんなに難しくなかったのが実感だ。システム手帳にはシステム手帳のメリットがあるし、綴じ手帳には綴じ手帳のメリットがある。綴じ手帳のメリットとしては基本的に1年分の情報を入れ替えなく持ち歩けるので、入れ替えメンテナンスをしなくていいところ。ま、SDを使っていた時にもそこまで不満だったわけではないけれど、”この一冊持ち歩いときゃいい”感は綴じ手帳のほうに分がある。

ぶっちゃけオーソドックスな使い方しかしていないので、どんな綴じ手帳でも同じような使い方ができるはず。客観的にみてエルメスヴィジョンでなくてはならない理由には乏しいのだけれど、自分自身の感覚的には”エルメスヴィジョンでなくてはならない”ぐらい気に入って使いやすい。なぜここまで思えるのかについてはSDの時ほど分析はできていないので、ヴィジョンのよさについてはまた追々考察していきたい。