手帳の湖

手帳にまつわる自省録

手帳を持ち歩く

今週のお題「習慣にしたいこと・していること」

僕が習慣にしていることでちゃんと習慣化されていることのひとつが「手帳を常に持ち歩く」ということだ。トイレとお風呂に入る時以外はほとんど手帳を持ち歩いている。いつも手元に手帳がある状況だ。このブログを書いている時も傍に手帳がある。

僕の手帳との付き合いは30年を越えるけれど、その間ずっと手帳を持ち歩くようにしていたわけではない。使いたい手帳の種類や大きさも、その時代の仕事・家族・住むところなどいろいろな環境に影響を受けて変わってきている。常に持ち歩きたいから小型の手帳にしよう、と決めたのはほんの数年前だ。たくさんの情報を持ち歩きたかったり、大胆に大きい字で書きたいときは手帳は大判になるし、どこへ行くにも手帳を持っていきたい、必要なときにいつでもメモができるようにしたければ小型の手帳になる。ずーっと手帳を使ってきて現在の結論は”手帳をいつでも持ち歩いて必要なときにすぐにメモを取れる環境を担保する”なのだ。スマホ全盛のこの時代においても、手帳にメモすることの重要性と価値はなんら変わっていないと思っている。

”手帳を持ち歩く”習慣化のためにいくつかの工夫をしている。僕なりに大切なポイントをいくつか列記してみた。

・小型の手帳にする

・手触りのよい手帳にする

・ポケットなのかカバンなのか、机の上のどこか、など置き場所を決めておく

・ペンもセットで持ち歩けるようにする

・事柄によって書くべき場所を決めておく

・思いついたらすぐに書く

・なにもなくてもときどき手帳を見返す

・常に手で触れることのできる状態を保っておく

手帳を持ち歩くメリットを体感し続けないと持ち歩かなくなってしまう。そのために手帳は手元に置いてガンガン使う。手帳を持ち歩くのが本来の目的ではなくて手帳を持ち歩く事によって自分自身のスケジュールやタスクをきちんと管理できて生活しやすいようにすることが目的だ。と言いつつ、手帳が趣味でもあるので趣味と実益を兼ねて”手帳をいつも持ち歩く”習慣をつけている。手帳を使うことを楽しむ。

手帳を手元に置いてなんでもすぐに記録して、見返すクセをつけるとだんだんと手帳がないと困る状況になってくる。スマホ依存ならぬ手帳依存。これは悪い意味ではなくて手帳を活用できているという事。手帳はツールなので便利に使いたい。そのためにはいつでも書き込める臨戦体制をとっておくべきで、どこにでも持ち歩きたくなる手帳、持ち歩きやすいサイズ、書きやすいペンなど環境を整えておくことが大事だ。

小難しく書いたけれど簡単にいうと”お気に入りの手帳をいつも持ち歩いて楽しい状態を維持できる”趣味と実益を兼ねた習慣を身につけている、という事になる。