手帳の湖

手帳にまつわる自省録

手帳コレクター

手帳を趣味と捉えて楽しむ人たちの中には手帳を集めてコレクションする人がいる。というか手帳が趣味だと公言する人はだいたい多くの手帳を持っているし、いくつかの手帳を使い分けている人が多い。たくさんの手帳を並べた写真は壮観だ。

文具蒐集に限らず、”好きなものを集める”というものはとても楽しいものである。ビックリマンシールでもキン消し(古い)でも、ついつい集めることに執着してしまう。

僕はコレクターです、と言えるほど手帳を集めているわけでもないしその意識もないのだが、一般の人よりは手帳をあれこれ買って試しているので、自宅にはそこそこの手帳がある。主には実際に使い切った綴じ手帳、使いこなせなかった綴じ手帳、システム手帳のバインダーだ。集めているわけではない、というのは本当で集める目的ではなく、使い終わって捨てずにとってある手帳と自分にとっての究極の手帳を探し求めているうちに集めてしまったモノ達なのだ。なのでコレクション目的で所有しているものはひとつもない。

手帳コレクターと呼べるほどのコレクションは、ない

手帳は文具類の中でも大きめで嵩張る部類にあたると思うので、集めるとそこそこ場所を取る。僕も集めてないといいつつもけっこうな数があり保管するのは狭い我が家ではけっこう大変なことだし、所有し続けることに家族の同意も得にくい。いや、まぁ特に反対されているわけではないけれど、子供が大きくなるにつれて一家の大黒柱である僕の占有スペースは徐々に削られていくのだ。結果10年以上前のものは泣く泣くほとんどのモノを手放してしまっている。そんなこんなで、今はシステムダイアリーしか使っていないのだが、この運用がうまくいけば、これ以上さほどバインダーは増えないだろうし(既に4つ持っている)、リフィル類も整理しやすいのであれこれ手帳を所有するよりもコンパクトにまとめることができる。

リフィル整理用のボックス。めちゃ便利。

”手帳コレクター”と呼べるような方のブログや雑誌記事などをたまにお見かけするが、ほんとにすごい。ハッキリ言って羨ましい。そんなに集めることができる財力あって(笑)。それと、そもそも手帳に関する造詣の深さと蘊蓄を語りまくれる手帳の数々・・・。

僕はもちろん手帳好きだけど今後はあれこれ試さずできるだけSD手帳(システムダイアリー)一本でいきたいと思っている。情報発信するブログ系では常にネタ不足になるだろうけれど、ブログのために手帳を愛ているわけではないので致し方ない。手帳コレクターにはなれそうにもない。