手帳の湖

手帳にまつわる自省録

読書と手帳

本を読む、はインプット。手帳に書く、はアウトプット。

最近読書量が減っている。元々多読というわけでもないが月に数冊、いいペースの時は週に一冊ぐらいは読んでいたのだが、Netflixにその時間を奪われた。いやお前が好き好んで観てるんだろという話だが通勤時間までNetflixは侵食してきている。いやまあオリジナルドラマやら映画やら面白い。Amazon Primeと行ったり来たり。

国内海外問わずミステリーが好きで、ビジネス本も嫌いではないがネトフリやアマプラの手軽さには敵わず、本を持ち歩くのも重い。ミステリーは本でも映画でもドラマ問わず好きなので本を読むより先にNetflixで面白そうなのを物色してしまう。子供が小学生になったので一緒に楽しむ機会が増えたこともある。そんな息子は絵本を卒業して読書時間が増えている。いかん、小学生に負けている。

息子に負けるのも活字離れもダメだ、と半ば忘れていたAmazon Kindleを引っ張り出してきて再度読書の時間を増やそうとしている。奮発して最新の第11世代も買ってしまった。言い訳としては本棚の大部分を子供に明け渡しつつあるからだ。昔のペースで本を増やすわけにはいかない。うん、これは仕方ない。いや、最新機種買う言い訳になってないけど?

f:id:diarylake:20220209082112j:image

Amazon Kindle 第11世代。カタチから入るタイプ。

昨日のブログで最小携行品は手帳、スマホ、財布、カギ、と書いた。これにKindleを加えてもMantis2に収まる。ただKindleアプリでも読めるのでKindleはあまり持ち歩かず、もっぱら家で寛ぎながらの読書体験用だ。

と、ここまでほとんど手帳は出てきていないが、手帳に関するブログなのでここから強引に手帳話に繋げたい。

読んだ本、を記録しておくことに手帳を使っている。記録は紙媒体に頼る必要ないかもしれないが、書いた方が記憶の片隅に残るので手帳にリスト化して記録する様にしている。リスト化といってもとてもシンプルで、リフィルで専用ページを作り、読んだ本のタイトルと作者を片っ端から書いている。ただそれだけ。出版社名や感想、あらすじなんかは書かない。書くのが面倒くさくならないように書く内容は少しだけ。

手帳を趣味とする人は周囲を見回してもほぼいないが、ミステリー好きは結構いる。とくにどんでん返しモノが好きな僕はミステリー好きの友人や同僚と面白かった本の情報交換をする。そして盛り上がった時に少し役に立つ。

読書記録の付け方は、専用の手帳があるぐらいだから載せる情報量は多くても少なくても自由だ。僕は会話が盛り上がるためぐらいのライトな目的なので(身も蓋もないがスマホにメモしてもいいぐらい)、タイトルと作者ぐらいしか書いていないが、読書感想文を書いたっていい。

本を読むと人生が変わるとよく言われるが、あまりそんなこと考えずに面白そうな本を選んで読むことに没頭したい。読み終わった時に面白かった〜、と思えて思わず人に教えたくなる。そんな本を手帳にちょこちょこと書いておく。そういう風に楽しんでいる。