手帳の湖

手帳にまつわる自省録

越冬する蝶

今日は手帳から離れた話題なのだけれど。息子にとっても僕にとってもよい体験があったのでメモしておこうと思う。

息子が夏の終わり頃から育てていた青虫が蛹になり、冬を越えて今日羽化した。

秋前にもりもりと柑橘系の葉っぱを食べていた青虫は晩秋に蛹になり、数ヶ月の間蛹のまま。あまりあたたかい環境にいると中途半端に羽化しそうなので軒先で見守っていたところ、ようやく春が訪れて、見事に綺麗な蝶となった。

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蝶は年に3回ほど羽化するらしいが、この夏の終わりから秋にかけて育つのは蛹になって越冬する際にかなりコンパクトな大きさになって小ぶりな蝶として羽化する。

もっともらしく書いているがすべてプチ昆虫博士と化した息子の受け売りである。息子もまだ小学生ゆえ、情報が偏っているかもしれない。

本当に羽化するのかわからない状態で蛹を数ヶ月間ただ見守るぐらいしかできなかったので、こんな美しい姿をみせてくれて感動だ。息子もせっせせっせとみかんの葉っぱをあげていたので喜びもひとしお。そしていい勉強になったと思う。

僕自身は虫が苦手なので、こうやって息子の興味と行動を通じて蝶のことを知った。ここに書いていない細かな蝶の生態についても息子から色々と教わったが、我が家の昆虫博士がいないとこういう蝶が羽化する場面に立ち会うこともなかっただろう。僕自身もいい勉強になった。