手帳の湖

手帳にまつわる自省録

色分けルールは緩やかに

「ペンの色分けルールを厳格にしない」というのが僕の”手帳でやらないこと”のひとつとしてずっと続いている運用のひとつだ。制限をかけないという制限だ。とはいえただ厳格に”制限をかけない制限”をかけているわけではない。なんだか書き方がややこしいな。

大好きなペンのひとつにLAMY 2000の4色ボールペンがあるが、それぞれの色について重要そうな予定は青色、お休みは赤色、なんとなく特殊な予定は緑色(判断基準は適当)みたいにゆるやかに色分けルールを設けてみたりもしているが、必ずこの通りに運用しているわけでもない。あまり具体的な意味合いを持たせたくないというのが本音で、端的に言うとルールを守るための運用が面倒くさいからなのだが、厳密な運用にしないことで黒で書こうが他の色で書こうがいっこうに構わないという風にしているのだ。ルールに縛られないルール設定にすることで個人的にストレスから解放されている。LAMY 2000ばっかり使っているわけではないし、現在はパイロットのタイムラインがメインのペンだったりもするので、黒一色のペンでも成り立つ運用を敷いている。

LAMY2000 4色ボールペンとHERMES AGENDA VISION

色分けルールがバラバラだと紙面が見難くなるのでは?と思うかもしれないが、意外とそうでもない。手帳の中身は自分自身さえわかっていればいいのだから”色は適当。その日の気分。”ぐらいの適当な運用にしてるよということを自分で理解していたらまったく問題ない。これは性格によるところも大きいかもしれないが、僕はこの適当さのおかげで手帳という存在に飽きずに持ち続けることができているのかもしれない。手帳本体はすぐ飽きて他のものに目移りしてしまうけど。