手帳の湖

手帳にまつわる自省録

革手帳を自分の手に馴染ませる

革手帳はくたびれてきてからが勝負。

くたびれてくると言う表現はあまり正しくはないかもしれないが、劣化というより変化する革はとても魅力のある素材だ。

2024年のメイン手帳の座は一旦SDに戻ってきた(もちろん僕のことなのでいつ変わるかわからない。予断は許さない)ので、このブログ的には通常運転に戻った感じだ。ジブン手帳能率手帳ゴールドも復活させる気満々だけど。

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SD手帳フラッグシップバインダーのコニャック。だいぶ使い込んだ感じになってきた。

僕は手帳をそんなに丁寧に扱わず・・よく言えばラフに扱うので経年変化は割とスピードが速い方なんじゃないかと思う。このSDフラッグシップバインダーはミネルバリスシオなのだけれどかなりいい感じに育ってきた。180度完全に開き切らない点がイマイチ使い勝手が向上しないポイントだったけれど、最近はだんだんと開きっぷりがよくなってきた。使っているとだんだんと僕の手に馴染んできて、思ったような使い方ができるようになってくる。文章でうまく表現するのが難しいけれど、僕自身の手帳のクセみたいなものが染み込んでどんどん使いやすくなってきているのだ。使用者にあった育ち方をしれくれる点が革手帳を使っていていいなと思える点だ。

そういう意味ではネットオークションやフリマで革手帳を選ぶ際は気をつけたい。いい感じで育っている手帳は元のユーザーに馴染んだ結果なのかもしれないからだ。中古の手帳を手に入れる機会もたまにあるけれど、こういった点を気をつけて比較的新しめでクセがついていなさそうなものを選ぶようにしている。なかなか難しいのだけれど。

システム手帳は1年で終わらずに長く付き合える点もとてもいいところだなと思う。