手帳の湖

手帳にまつわる自省録

ドレグリフル ボールペン

ドレグリフルが欲しい」というエントリーで書いていた通り、ロイヒトトゥルムのドレグリフルを購入したので簡単にレビューしたい。既に昨日のエントリーの写真に登場させているが、ロイヤルブルー&レッドという”バウハウスエディション”のものを手に入れた。かなり気に入ったのでシャープペンシルも買うかもしれない。(買うかもしれない、と書いたものはだいたい買ってる気がするな・・・)

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バウハウスエディション ドレグリフル No.1 ボールペン ロイヤルブルー&レッド

普段の僕なら選ばない派手なカラーリングだが、バウハウスと聞くとどうしようもなく魅力的に見えてしまう。息子に見せたら「ミャクミャクみたい」と言われてしまった。どうなる大阪万博

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三角ケースもおしゃれ。素敵。

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ペン先は真鍮。経年変化も楽しみ。

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グリップを回してペン先を出す珍しい機構。ペンを分解してみた。バウハウスエディションはデフォルトでブルーインクが装填されている。G2規格リフィルなのでトンボのZOOMのリフィルに入れ替えてみた。快適。書き味については所謂日本のボールペンで実直な感じ。ちなみにロイヒトトゥルムのインクも書きやすくていい。あくまでインクをブラックにしたくてリーズナブルなインクに換装しただけだ。ボディもアルミが採用されていて質感も良く、低重心で持ちやすい。六角軸なのでカランダッシュ849と似た持ち心地。ドレグリフルの方が心持ち指あたりがマイルドな気がしなくもない。

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このグリップをまわしてペン先を出すという機構は誤作動が起きにくくていい。誤作動というのはポケットの中でクリップ部分が押されてしまうことで、ペン先が出て手帳やポケット内がインクで汚れてしまうという事故が起きてしまう。愛用しているカランダッシュの849ボールペンでよく発生するので、大好きだけどポケットに入れるの迷うなぁと常々思っていたのでその代役を充分に果たせそうだ。

ドレグリフルの弱点は2つあって、ひとつはその覚えにくい名前。ドレグリフルかグレドリフルかドルグレフルかグリドレフルかわかんない点。いや、これを弱点とするのはほんの冗談なんだけど、唯一の弱点はクリップがないこと。これは手帳を選ぶ。つまり本体をグリップできるペンホルダーかもしくは手帳と別持ちにしなければならない。(もともとペンはペンケースに入れて持ち運ぶ方にとってはあまり気にならないので弱点にはならないポイントですね)僕のメイン手帳のSDにはあわない。でもそんな弱点も最大の武器にはなりえる。

こんな感じでロイヒトトゥルム ペンホルダーと組み合わせたら機動力が爆上がりになる。もちろんこの2つは組み合わせる前提で企画されているだろうから相性抜群で当たり前なのだ。めっちゃしっくりくる。

僕が理想とする手帳のサイズがパスポートサイズ(システム手帳はミニ6ぐらい)という小型サイズなので、それにあうペンも小型が望ましい。カランダッシュの849あたりが最も理想に近かったんだけど、ロイヒトトゥルム ペンホルダーと組み合わせられる限りはドレグリフルの方がよいかもしれない。

かなり気に入ったので、昨日投稿したNoltyライツメモ小型版と一緒に使い倒したい。