手帳の湖

手帳にまつわる自省録

能率手帳とSD手帳

他の手帳を使ってみてあらためてわかる、今使っている手帳の使いやすさ。

同じ手帳を使い続けていると陥りやすいのが「もっといい手帳がこの世界のどこかにあるはず」という感覚。あるかないかもわからないけど、きっとあるはず。今手元にあるこの手帳が最高、というわけではないはずだ。もっと高みへ。

なんて大袈裟なのだけれど、実際に同じ手帳を1年365日毎日使っていると飽きてくることもあるし、他人の手帳が羨ましくてどうしようもなく、僕もこの人と同じ手帳を使えばもっと日々が輝くのではと想像を膨らませることなんていうのはそりゃもう日常茶飯事だ。

手帳病の処方箋なんてあまりなさそうなので、発症したら落ち着くまで手帳を選択し続けるしかない。2023年はまさにそのサイクルに突入した年なのだろう。周期的には割と短いスパンでやってくる。

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10年振りに使う能率手帳ゴールド(小型版)。

さて、能率手帳ゴールド小型版を手に入れて触り始めたけれど、記憶に残っていたよりも小さいな、と思ってしまった。M5手帳を検討してたけど未だに入手していないので僕が使ったことのある手帳では最小の部類に入る。能率手帳ゴールドは使えば使うほど味が出て愛着も湧いてくる手帳なのでじっくりゆっくり使っていく必要があるが、直感的にはシステムダイアリー(SD手帳)のほうが結局いいな!となりそうだと感じた。システムダイアリーつよし。システムダイアリーのシステムに慣れてしまっているということと、自分なりに考えて組み立てた手帳のリフィル構成は2年半の間で自分で思っていたよりも熟成されていたみたいで、能率手帳ゴールドをSD手帳と同じように使おうとして「あれ、そうかSD手帳でやろうとしてことはやっぱりできないな」と思うことが今日1日だけでもいくつかあった。たとえばマンスリーブロックのメモ欄に”詳細日程未定だけどこの月に実行することが決まっているイベントを書いておく”みたいなことを能率手帳でやる場合、どう運用するか考えなければならない。慣れればどうということのないことなのかもしれないが、SD手帳では感覚的に運用できてしまっていたことのひとつでもしかするとストレスになるのかもしれない。

僕にとっての生涯最高の手帳はSD手帳になるのだろうか

こういったことは能率手帳ゴールドを買って使ってみてわかったことなので、試してみないとわからないことは試すに限るよな、と当たり前のことを思って納得した部分だ。

まだ手に入れて2日目なので結論出すの早すぎるし、そこそこお高い手帳でもあるのでちゃんと使いたい。ブログ的には今年はネタにできる手帳が豊富なのでちょこちょこ使い心地をアップできればなと思っている。ブログネタのために手帳や文房具を買うといった考え方は持ち合わせていないのでこれからバンバン買うということはないはず。たぶん。