手帳の湖

手帳にまつわる自省録

メモの取り方

今週のお題が「メモ」なのでメモにまつわる話を書いてみたい。というわけで本日はメモの取り方について。このエントリーも自身の忘備録的なメモということで。

メモを取る、というのは単純だけど難しく奥が深い。といっても動作は単純だ。(紙媒体に記入する、が前提。)

・メモを取るべき事をメモを取るべきこととして認識する

・メモ帳とペンを取り出す

・メモをする

・あとで振り返る

ま、ざっくり書くとこんな感じか。でも、この一つ一つが難しい。あえて難しく考えるとだけど、難しい。難しく考えなければ、ただ書くだけなのでさほど難しいわけではない。

まず、頭の中に浮かんだことや、目の前で起こっている事象を「メモしないと!」と認識するかどうか。メモ魔は深く考えずに片っ端から記録していくかもしれないし、そうでもない人は取捨選択をすることになる。というか本当に押さえておかなければならないことがあったら、「じゃ、メモっとくか」ぐらいの感じでメモをするのかも知れない。僕は前者と後者の間ぐらいか。いつも手帳を持ち歩いているので周囲の人にはメモ魔っぽく思われてそうだけれど、そこまで何でもかんでもメモをするわけではない。じゃあ、何をメモって何をメモらないかというと、実は明確な基準がない。あえていうなら「あとで見返したり再確認する必要がある出来事だなこれは」と思ったら書くようにしている。”忘備録”そのものだ。忘備のために書いている。ただ同じような出来事でもその時その場でメモしようとと思ったり思わなかったりするので、割と適当だ。そして適当でいいと思ってる。堅苦しく厳密すぎるルールを敷くと窮屈で手帳が楽しめなくなっちゃうので。ここの匙加減が”メモの技術”的なものなんだろうけど、言語化と体系化が難しい。

次に”メモ帳とペンを取り出す”だがこれは過去のブログでも何回も書いているように「書こうと思ってから書くまでの時間を最短で行う」為に常にメモ帳(僕の場合は小型手帳)とペンはセットで持ち歩いている。いざというとき手帳がカバンの中にあったりするとメモするタイミングを失うので「すぐに書き出せる環境」は大切。紙に書く前提にしてしまているが、今はスマホでメモする人の方が多いだろう。

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僕が使っている小型の手帳、SD手帳とハンディピック。

”メモをする”についてはかなり「メモの仕方=メモの技術」が問われるところだ。好みや内容によって記録方法の向き不向きもあるだろうから「このメモのやり方をすれば完璧」みたいなものはないと思っているけど、僕は基本的に「箇条書きでメモする」ことにしている。箇条書きの前にはチェックボックスをつけて、書く瞬間からタスク化を意識した書き方にしている。こう書くとなんだか意識高そうに見えるけど、特に手間暇かかるわけでもなくメモのやり方としては割とオーソドックスなんじゃないかと思う。

最後に”後で振り返る”だけど、これはシンプルに見返す行為なので前段のメモの残し方に左右される。時系列で分けておいて見返す、だとかシステム手帳でページを分類しておくだとか各場所のルールを作っておくと見返しやすい。当たり前のこと言ってるな。そして見返す機会を増やす為にはやっぱり手帳(やメモ帳)を常に手元に置いておき、頻度高く見返す習慣を身につけるといいと思うのだ。

 

今週のお題「メモ」