このブログでもう何回擦ったかわからないほどだけれど、僕にとって最推し・最愛の手帳は、
「システムダイアリー SDハイラインバインダー」だ。
実際に手に入れてからかれこれ丸4年経とうとしている。その間いくつか好きな手帳が見つかっているが、これを超える手帳はまだ見つかっていない。今日は、なぜこの手帳を買うに至ったかについてを思い出しながら書いてみたい。
この手帳は、システムダイアリー社とSIRUHAのコラボモデルだ。リングがSD仕様である８穴式になっていて、バインダーそのものはSIRUHA手帳そのものだ。サイズはSDにあわせてある。
僕は当初能率手帳ゴールドと同等サイズのシステム手帳を使ってみたいと思い、ダヴィンチのジャストリフィルサイズ手帳などミニ6の手帳を物色している中でSIRUHA手帳を見つけた。好きなブッテーロレザーであるし、ポケットもなにもないとてもシンプルな構成に好感を持ったのだけれど、リング径８mmということで少々物足りなくなるかもなぁ、でもいいよなぁ・・・などと考えていた。ミニ6で良い手帳はないか探していたのだ。
しばらく経ってからシステム手帳STYLEというムック本の中でおりひかいくお氏がシステムダイアリーを紹介されているのを見かけて「お、そういえばシステムダイアリーというシステム手帳もあったよな」と記憶を呼び覚まされた。（お会いしたこともないけれど勝手に感謝している。ありがとうございます。）この本での紹介で初めて知ったわけではなかったのだけれど、完全に僕の頭の中からは抜け落ちてしまった存在だった。ぶっちゃけシステムダイアリーとタイムシステム（デンマークのシステム手帳ですね）がごっちゃになっていた。あ、違うわ湯川博士が愛用してた手帳だわと思い出しつつ、システムダイアリーのオンラインショップに（あることは知らなかったのだけれど）早速アクセスして調べていくと・・・SIRUHAモデルがあるではないか。え、これ、運命じゃない？
こんな感じでテンションが上がったが、やや高価であることもあって即買いには至らず、まだ幼かった息子を連れて（新幹線を見にいくのに合わせて）丸の内の丸善へ出かけた。SIRUHAモデルはオンラインショップ限定品なので店舗にはなく（でも先日三宮のナガサワ文具センターでサンプル見かけたな）、まずはスタンダードバインダーというビニール製のバインダーからスタートさせてみることにした。８穴式ということで互換性のなさも、やや消極的になる理由の一つだった。しかしそれも使い始めてみるまでの話。
実際使ってみてすぐに気に入り、いても経ってもいられなくなってすぐにハイラインバインダーを購入。以來4年間、時々他の手帳に移ったりしながらも結局舞い戻るを繰り返してこの手帳を使い続けている。こんな感じなのだ。
買いたてほやほやの頃の写真。今と全然違う。マットな感じだ。
僕にとってはこのSIRUHA仕様とSD仕様の掛け合わせが最高なのだ。それは、革の質感、バインダーのシンプルなつくり、可動式ペンホルダー、180度フラット開閉、８穴の楕円形の使いやすいリング、片手で持ててズボンのポケットにもぎりぎり入るコンパクトさ、バインダーとあまり変わらない大きさの黄金率リフィル、みやすいUDフォント、豊富なリフィルとオプション類、いつでも気軽に買えるオンラインショップ。まだ他にもありそうだけれどこういうトータルで使いやすさが突出しているのだ。
こうやって思い出しながら書いているとやっぱり僕の”終の住処”ならぬ”終の手帳”はSDなのではないかと思う。思いつつもいろんな手帳を試したくなるので試しているけれど。
そんなこんなで最愛の手帳は、SD・ハイライン。
