手帳の湖

手帳にまつわる自省録

”終の手帳”候補

今週のお題「卒業したいもの」;手帳選び

ぐるっと回って、使っていて一番ストレスのない手帳は能率手帳ゴールドなんじゃないかと思ってきた。(またはじまった)

別に今すぐ能率手帳ゴールドに鞍替えしようと思っている訳ではないけれど、綴じ手帳で本体と用紙が一体型の手帳の方が使っていて一番ノーストレスなんじゃないかと今更感じている。というのも反対に手帳カバーとリフィルノートを組み合わせて使う手帳はそれなりに使っていて気を使ったりする部分がどうしてもあるので(それが嫌という訳ではないけれど)地味にストレスを感じることがあるのだ。今使っているエルメスの手帳のことだ。ただ、このストレスが我慢ならないほどのものではないから一体型の手帳でないとね!とまでは思わないのだ。エルメスの革カバーはほんのささいなストレスなんか吹き飛ばすほどの上質さを持ち合わせている。

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エルメスヴィジョンとパイロット・タイムラインの組み合わせが現行レギュラー組。

先日も書いたけれど、僕はもうそこそこの歳なので”終の住処”となる手帳(終の手帳)を決めたいなと思うことがある。”終の手帳”は”エンディングノート(終活手帳)”のことではない。そうではなくて、自分がもう今後この手帳しか使わなくていい!この手帳でいい!と思える手帳選びの最終判断を下した最後のベストな手帳という意味だ。僕が勝手に名付けているだけ。たまたま表現してみてちょっと気に入ってる。

色々と手帳探しの旅を続けてきたけれどもうそろそろ”これが最後で今後一生使い続ける手帳だ”と思える究極の一冊を選び出したい気持ち。別に誰に頼まれた訳でもないので好き勝手にいろんな手帳をずっと使えばいい話なのだけれど、こだわり抜いた先の一冊を自分自身で選びたいという欲求が沸々と湧いてきたりするのだ。まーたぶん決めきれないし決めてもまた新しい手帳買っちゃいそうだけど。身も蓋もない。

今日現在だと以下の3つの手帳が候補だ。

エルメス ヴィジョン

・システムダイアリー(SD手帳)

能率手帳ゴールド(普及版)

それぞれ補足事項がある。エルメスはカバーだけがエルメスで、リフィルはフランクリンプランナービジネスオーガナイザースリム。システムダイアリーはバインダーはハイライン。SIRUHAとのコラボモデル。能率手帳ゴールドは小型版ではなくて普及版。なんかこの補足事項だとなんだか微妙。王道なのは能率手帳ゴールドだけな気がしなくもない。

能率手帳ゴールド。2023年は小型版を復活させたが、久しぶりに使ってみると普及版サイズの方が自分にあってるな、と感じた。

SD手帳は丸3年、能率手帳ゴールドは足掛け5年ぐらい?使っているがエルメスのヴィジョンはまだ2ヶ月ちょい。一生添い遂げる手帳に推すのは気が早いかもしれない。でも気に入っている。

みたいな感じで”終の手帳”候補について考えるのが最近の楽しみになっている。こういう他人が見たらしょうもないこと考えてるな、ぐらいにしか思えないことに時間をたっぷりかけるのが手帳趣味人の嗜みなのだ。(手帳選びを本当に卒業したいと考えているとは到底思えないよなあ・・・)