手帳の湖

手帳にまつわる自省録

体調管理手帳の候補

さて、昨日はかなりしょうもない投稿でお茶を濁したんだけれども。一昨日には闘病生活に突入した旨を投稿した。この落差。僕はこれまで完全な健康体ではないにしろ入院したことがないくらい心身共に丈夫な状態で年をとることができていたのだけれど、ついに本格的に自分の身体を労らないといけない時を迎えた。人生は人によって長さの違いはあるのでそれについてどうのこうの言えないけれど、健康ではない状態を突きつけられて初めて健康である大切さがよくわかるというのは本当に本当なんだなと思い知らされた。

幸いにして僕の場合はうまく付き合えばコントロールできる病のようなので、よし、頑張って闘病生活を過ごすか!と思えるのだけれどこういった自分自身の環境の変化は心境の変化に当然繋がる。一番考えるのは、遅くにできた一人息子とあとどれぐらい一緒に過ごせるのだろうかということ。平均寿命からするとすでに後半に入っているので、人生的には後半戦。後半戦には後半戦の闘い方があると思うんだけれど、一日一日の重みを感じてその日を摘んでいくのがいいのかなと思ったりもする。

こんな文章を書いているとしんみりしているように見えるかもしれないが、心持ちはいたって元気である。こういった環境変化に対応して楽しむためには最大の趣味である手帳をこの変化にどうやって対応させるかを考えることだ。

一昨日はジブン手帳再登板か?みたいなことを書いてみたがもうひとつ、僕自身の中の殿堂入り手帳がある。それは能率手帳ゴールドである。

f:id:diarylake:20240115000425j:image

能率手帳ゴールド達。使えば使うほど使いやすく馴染んでくる稀有な手帳。

2023年には小型版を約10年ぶりに使ってみて実はあまりしっくりこなかったのだけれど、しっくりこなかった感覚のひとつに”普及版サイズの方が使いやすいかも”というのがあった。手に持った時の感じや一冊使いを考えた時のサイズ感は普及版のほうが絶妙に良かったよな、と思ってしまった。小さければよいということはなかったんだなと感じたのだ。

とは言えSD手帳もあるし、ほぼ日weeksも試したいし、なにせ能率手帳ゴールドにはマンスリーブロックがないの点がデメリットだし、ガントチャートもイマイチ使い道がないし・・・ということで2024年の手帳候補からは早々にドロップさせていたのだ。

・・・でも、でもよ?闘病生活のお供もできる手帳としてジブン手帳を候補にした最大の理由は”使いやすいガントチャートがある”ということ。ここに日々の健康状態の記録を書けばよい。昔はダイエットの記録に使っていたし。と思ったところで能率手帳ゴールドにもガントチャートがあることを思い出した。いや、忘れてたわけじゃないけど。

2024年の手帳トレンドは”ライフログ”だとしている記事をいくつか目にしたが、僕の場合はたまたま”健康ログ(体調管理)”が必要となった。アプリで管理ももちろんできるし、なんなら病院から体調管理用の小冊子はもらえるのだろうが、ここはやはり自分自身の愛用手帳に記録したい。そうでなければ手帳愛好家の名が廃る(そうか?)。

ほぼ日weeksで体調管理するのは僕的にはやりにくいと感じてしまったのでメイン手帳の座を降りてもらうかもしれない。SD手帳はガントチャートっぽいリフィルもあるので工夫すれば体調管理できそうな気もする。でもきっとジブン手帳能率手帳ゴールドのほうが使いやすいだろうなとは思う。大きさ的には能率手帳ゴールドの方が持ち歩きやすく、僕の”手帳は小型で常に持ち歩く”という元々のポリシーに合致するのでマンスリーブロックないよね問題をどう考えるかだな、と思う。

久しぶりに”ザ・自省録”っぽいエントリーになったが、こうやって環境ひとつ変わると自分にとっての最高の手帳の定義が変わりうる。それだけ手帳は持ち主に寄り添うものなんだなとあらためて思った。