手帳の湖

手帳にまつわる自省録

ミニマル寄り

シンプルライフとかミニマルな暮らし、といった事柄を調べていると、ドミニック・ローホーさんというフランス人の著書に行き着く。僕自身はミニマリストではないが、マキシマリストでもない。ただ、どちらよりかと尋ねられたら、ややミニマル寄りではある。ほんのちょっとだけ。

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趣味である手帳や文具を除けば、非常に持ち物は少ない方だとは思う。読書はKindleに振りきったので紙の本を買うことはほとんどなくなったし、服装もMUJIユニクロで賄っていてほぼユニフォーム化しているし、特にコレクションしているものもない。あ、リュックサックは好きでいくつか持ってる。でもそれぐらい。

その手帳や文具が所有物のけっこうな割合を占めていてまったくミニマリスト感はないのだけれど、手帳や文具も個人的に究極の一品を愛用したい気持ちもあるので、使い始めたエルメスヴィジョンをその一冊にしたいなと思っている。持っているものを手放すのは抵抗があるけれど、その分新たに手に入れるものを減らしていきたい作戦だ。なかなかハードルが高そう。

ドミニック・ローホーさんの愛用の手帳はエルメスのPMだそうだ。PM一冊で過ごせるなんて、なんとミニマルな生活なのか。憧れはするけれど、真似はできないなと思う。

ミニマリストを目指すつもりはないけれど、必要なものを必要最低限に絞って、必要なもの=愛用できるものに囲まれて過ごすのは素敵なことなんだろうなと思う。欲しいものは欲しいけど、いらないものはいらないし。物欲がおさまることはあんまりなさそうだけれど、人生本当に必要なものはあまり多くはなさそうなので、本当に好きで本当に必要なものを絞り込めるようにしていきたいと部屋の片付けをしながら思った。