今週のお題「買いそろえたもの」
革の手帳を使っているとぶち当たるのが「お手入れどうするの」問題。革製品のメンテナンスって好きな人は好きだし、苦手な人はめんどくさい以外のナニモノでもない。僕はどちらかと言うと後者の方で、少年野球時代のグローブも社会人になってからの革靴もメンテナンスするのが苦手だった。システム手帳の革バインダーを愛でるようになってから(?)はお手入れをちゃんとするようになったのだが、どうするのが正解かわからないしできることならめんどくさいことは避けたい。しかし革の種類によっても必要なメンテナンスや頻度もどうやら違うらしい。
My手帳お手入れセット。
色々調べて揃えたものは以下の通り。
・馬毛ブラシ
・ラナパー(クリーム)
・ミンクオイル
・クリーム塗布用ブラシ
・綿布
・ケース(togakureボックスポーチ)
さて今回も登場するMy SD手帳だが、写真のバインダーはブッテーロ。オイル仕上げされている革なので必要以上にオイルを塗る手入れはしなくてよいらしい。メンテナンス楽なのはよい。基本毎日触っているので、定期的に綿布で拭いてあげるだけで問題ないらしい(自分調べ)。
システムダイアリー(SD手帳)
行っているメンテナンスは以下の通り。
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- 馬毛ブラシで表面の汚れを取る(1〜2週間に1度程度)
- 綿クロスで磨く(1〜2週間に1度程度)
- ラナパー(植物性オイル)を塗る(月に1度)
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ラナパーは上写真の白い丸いやつ。赤いほうのMINK OILは動物性であまり塗りすぎるとよくないという話を聞いてからSD手帳には使っていない。
ブッテーロはキズじたいも味になるので、(キズは消えないが目立たないようにはなる)キズをつけても必要以上に落ち込むことはないけれど、乾燥してひび割れができることもあるから末長く使っていく為にはメンテナンスも大切。革を育てていって自分だけの手帳感が増していくのも手帳の楽しみ方のひとつだと思う。
なんて余裕のある感じで書いているが、1年以上使っているのでキズにも慣れてきたものの、最初はキズがちょっとついただけでピリピリしてた。購入してからしばらくは手帳をハダカでなかなか持ち歩けず、小さい袋に入れて持ち歩く小心者ぶりを発揮していた。
革の手帳を持ち上げようとして手が滑って革の表面を爪でカリッとしてしまったときの感情に名前をつけたい #手帳
— はり (@diarylake) 2022年1月12日
今は多少キズがついても「揉み込んどきゃだいじょーぶ!」と思えるようになったので、そこそこ雑に扱えるようになった。雑に扱えるほうが使い勝手は向上する。ポケットの出し入れで引っかかってキズが付かないかいちいち気を遣うのは時間も精神も削るので。
ともあれ、極力週末にリフィル入れ替える時に合わせて手帳を磨いて、ぼーっと考え事しながらの時間を楽しむようにしている。