手帳の湖

手帳にまつわる自省録

LAMY scribble 3.15

手帳に使うペンではないが仕事に使っているペンシルのひとつ、LAMY scribble 3.15 芯。芯ホルダーと言われる、太めの芯を挟んで書くタイプの筆記具だ。芯ホルダーは他にもステッドラーのものを持っているが、よく使うのはこのLAMY scribble3.15(ラミー スクリブル)。スクリブルはシャープペンシルやボールペンタイプのものもラインナップされているが、所有しているのはこの3.15の芯ホルダータイプだけ。

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何に使っているかと言うと、仕事で打ち合わせする際のスケッチ用。絵を描くというよりはチャート図を描いたり会話をまとめて図式化したり、プレゼン資料のラフ案を描いたりするのに使っている。一人で仕事する時はプレゼンのラフ案なんかは手帳にちょこちょことボールペンで描くこともあるが、2人以上だと見てもらう必要もあるので大判のクロッキー帳などにこのスクリブルで描く、ということをしている。「僕が考えているのはこういうイメージです」みたいな感じで目の前で描いてみせると打ち合わせがスムーズに運んだりする。コロナ渦においてはこの手の打ち合わせパターンが減ってきているので出番は減ってしまっているが、自分自身の頭の整理のために大判ノートに手書きであれこれ書くのにちょうどいい。

非常に太めで安定感のあるフォルムをしていて、見た目のデザインもよく、持ちやすい。

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ペン先。製造年によって先端の仕様が異なるというのを何かで読んだ気がするが、僕のは先が3つになってる。

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LAMYのロゴ。このお尻のクリップ部分を押すと...

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ペン先がこのようにがばっと開き、

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芯がスルッと出せる。シャープペンシルとは違い、押すたびにカチカチとは出てこなくて一気にスルスル出てくるので適当なところで指で押さえる必要がある。

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側面は大胆にカットされていて、握りやすい。

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スクリブルは落書きという意味なので、名前通り落書きに近い走り書きやラフスケッチなど気負わずに紙になぐり書きするのにとてもぴったりなペンシルだ。

芯は4Bなのだが、そんなに濃くないというかむしろ薄いと感じる。HBぐらいの印象。なので普通の鉛筆的な使い方もできてしまう。もちろん芯の太さはスケッチ向き。なので見た目の印象よりも万能タイプのペンシルなのだ。

これ一本だけをポケットに入れて持ち歩いてもサマになる。

ちなみにスクリブルの使用感でもなんでもないが、ペン先が開くところを見ると、なぜかクリオネの捕食シーンをいつも思い出してしまう。バッカルコーンこわい。