手帳の湖

手帳にまつわる自省録

HERMES AGENDA PM

持っている手帳を新たに紹介するのは割と久しぶりな気もする。エルメスのアジャンダPM。アジェンダじゃなくてアジャンダ。(前にも同じこと書いた気がするな。)PMはプチモデルという意味らしくてその名の通りかなり小さな手帳だ。僕が所有しているエルメスの手帳は3つあって、PM、GMVisionと3つともサイズが異なる。GMはよく登場させているマルーンカラーのシェーブルだ。先日初登場させたPMはピッグスキン(エルメスではポークと呼ぶのかな?)。エルメスのピッグスキンがとても好きで、ずっと触っていられる。ハイブランドってぼったくりのイメージがあるけど(偏見)、高い理由は、ある。恐ろしく品質がよい。

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HERMES AGENDA PM。

去年はダイゴーのE1014という超小型手帳をいつもポケットに忍ばせていて、かなり小回りが効いて役にたった。今年は買っていなくて、ほぼ同じ大きさのこのPMに同じ役割を持たせようかなと思って試行錯誤している。

手帳好きな方ならご存じの方が多いだろうと思うけれど、エルメスは革カバーだけじゃなくてリフィルも思いっきり高い。そんじょそこらの革カバー(どこの?)なら買えてしまうほどリフィルが高くて、相当なエルメス愛がないと厳しい。僕自身は元々エルメスが好き!というわけでもなくて、とあるウェブサイトの記事を読んでからエルメス手帳が欲しくなってオークションサイトなどで探してすっかり気に入って買い揃えていった派なのだ。・・・いったい何派なのかよくわからないが、さほどブランド志向でもないけれどよい手帳はよい、ということでエルメス手帳を気に入って使っている。が、リフィルは代替になるものを選んで使っている。やはり高いもの。

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HERMES AGENDA PM。プチモデルはほんとうに”プチ”だ。

ここ数年はSDが僕の中で一番使える手帳なのだけれど、生涯添い遂げたい手帳はなにか?という問いに答えてくれる手帳がSDなのかどうかははまだわからない。もしかしたらエルメスかもしれない。使い勝手を超えたところでエルメスの手帳は所有する満足感というか、使っている時の高揚感というか、手に持つとモチベーションが上がるみたいな感じがある。これは僕にとっては割と大切な部分でもある。いつも触っていたい、いつも持ち歩きたいと思える手帳はリフィルのフォーマットの使いやすさを凌駕してしまう可能性がある。”うまく言えないけどお気に入り””なんとなくこの手帳がいい”と思えるのは大事なことなのだ。

このPMはネットで調べても、GMVisionに比べて代替のリフィルが見つかりにくい。あれこれ探したり試したりしていったん落ち着いたのが上記写真のセットだ。写真が分かりにくくて恐縮だが、写真左側の赤いのがレイメイ藤井のカードサイズダイアリー。右側がJMAM(日本能率協会)のミニメモ。これをセットして持ち歩くようにしている。

ibought.jp

今後は度々エルメスの手帳についても触れていきたいと思う。