手帳の湖

手帳にまつわる自省録

マイナー好き

ここ立て続けにお気に入りのお店が閉店している。文房具店のお話ではなく、食べ物屋さんの話だ。ひとつはベトナム料理店、もうひとつは和スイーツのお店。ショック。

どちらも家族で気に入り、割と頻繁に通っていたのだが気づくとどちらも閉店している。え...いや、この間行ったばかりだよ!?

お店を閉めるのにはさまざまな理由があるだろうから人気がなかった、だけで片付く話ではないだろうけれども仮に人気がイマイチだったとしたらなんだろう、僕はやはりマイナー好きというかニッチ寄りというか、そういう多くの人が好む方向性と逆張りをしてしまうキャラクターなのかもしれない。ということを考えてしまった。きっとそうだ。いや間違いない。閉店理由そっちのけでそう思った。

f:id:diarylake:20240902171814j:imagePTM DEER
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SD 幅広ビニールバインダー

さてここから手帳と文具の話に無理やり繋げていくが、僕が今メイン活用している手帳はPTMのDEERという手帳だ。この手帳を愛用している方の情報を探してもぜんぜん見当たらない。見つけられない。うーん。

このブログの真の主役手帳であるSD(システムダイアリー)はさすがに先人達が貴重な情報を載せてくださっているが、やはりマイナーな手帳であることに変わりない。最近Youtubeでの紹介も見かけるけど(とても参考になります!)他の手帳ほど事例は多くないし、SDじたいを知らない方の方が多いよなぁやっぱり。

いや、というかそもそも手帳や文具の趣味じたいがマイナー趣味ではないか。世の中にはもっとメジャーで多くの方が嗜む趣味がいっぱいある。その中でなぜ文具なのか。それもシステム手帳。「趣味はなんですか?」「文房具です。手帳とか」「・・・えーと、文房具を集めてるということ・・・?」「ええまあそんなところです」「・・・」「・・・」

こんな微妙なやりとりになること数知れず。だからと言って文具趣味の方々とリアルの場で触れ合うほど詳しかったりするわけでもない中途半端な趣味。文具蒐集が趣味の目的ではなくて、自分にあう文具を探して見つけて使って満足することを生業(ではない、趣味だ)にしているのだから。文房具は道具なので集めるだけでなく使いたい。それに内向的だからこその文具趣味であって、文具好きの人たちの前で好きな文具について語るなんてめっそうもない。こうやってブログで自由奔放っぽく立ち振る舞うことしかできぬのだ。Youtubeもムリ。インスタはほどほどに。

そんなこんなで手帳・文具の趣味の中においても使う道具はマイナーなものをより好んで使っているのかも知れない。特に狙っている自覚は...なくもないか。

そんなわけで、愛用の手帳はSDだったりPTMだったり、あまり注目されにくいセンをついつい狙ってしまっているのだ。そんなマイナーな手帳が大好きだ。