手帳の湖

手帳にまつわる自省録

ストーリーを消費したい

手帳というものに魅せられて早三十余年。かなりの種類の手帳を取っ替え引っ替え使ってきたけれど。身も蓋もないことを書くと、「手帳は変われど書くこた同じ」。

f:id:diarylake:20250717210220j:image

でも、でもそれでもいいなと思う手帳に出会いたいのだ。時間を確認するだけならどんな時計でも同じだし、移動する目的ならどんな車だって構わない。(厳密には違うけど)それと似たようなものとして考えると、やはりこの手帳がいいから使うんだ、という理由を持ちたい。この手帳が生まれた背景、人気が高まった理由、蘊蓄を語れる機能...。そういったストーリーを知って、消費したい。それを持ってる自分を好きになりたいのだ。

今愛用しているペーパーリパブリックも、これでないといけない絶対的な理由はない。他の手帳じゃダメでこれでなきゃ!という理由は乏しい。でも、なんか好きだしなんか使いやすい気がするし、ウィーンから届いたこの手帳の雰囲気(つまり纏っているストーリー)を気に入っている。他人から見られる意識も、日本ユーザーはあまり多くないだろうというなんとなくの優越感だったりもあるだろう。いろいろない混ぜにしてこの手帳が好き、と思っているのだ。これでいい。