手帳の湖

手帳にまつわる自省録

NOPE /ノープ(2022)

たまには観た映画のネタも。

Netflixで間も無く終了、と出ていたのでじゃあ今のうちに、と観たのがジョーダン・ピール監督の「NOPE」だ。これ、劇場で観たかったなぁ。

ジョーダン・ピールといえば傑作「ゲット・アウト」や「アス」の監督として有名だけれど、この方コメディアン・俳優・脚本家なんだね。僕はゲット・アウトがものすごく好みの映画だったのでこのNOPEも期待して観た。まぁ好みの映画でした。

映画観た後の楽しみ方として考察サイト巡りをするんだけど、この映画そんなに面白くなかったという方もいらっしゃるので万人受けするタイプの映画じゃないのかもしれないけど、けっこう風刺も効いててよかったな。アスはまだ未体験なので次は観ようかな。

僕はブログであまりネタバレしない主義なので”面白かったよ”ぐらいしか言及できないんだけれど、今から間に合う方は予告編も観ずに観たほうがいいです。最近の映画って”予告編でそのシーン見せないほうがええやろ!”的な構成が多い気がする。驚く楽しみを奪わないでよ的な。

映画全体を通じて人間がコントロールできない自然界(生き物含めて)をコントロールしようとするな、ちゃんとわきまえてうまく付き合え。さもないと酷い目に遭うぞ、みたいなメッセージが込められている気がするし、個人的にはジョーダン・ピール監督がインスパイアされたいろんな映画のオマージュが散りばめれてててよかった。こういうの探すのも面白さのひとつ。

ホラー映画にカテゴライズされる作品だけれど、映像や音がこわくて画面観てられない系ではなくて(グロいシーンが全くないわけではない)、心理的にゾッとする系です。未視聴の方の楽しみを奪うわけにもいかないのでこの辺で。