手帳を長年使っているとだんだんと”使える手帳≒使いやすい手帳”、言い方をかっこよく表現すると”自分にフィットする手帳”がはっきりとしてくるものだが、僕にとってのフィットする手帳はなんだかんだでSDなのだ。このブログを始めた当初からずっとそうなんだけれども、そんなSDでもバインダーによって多少、いやかなり使い勝手に差がある。それはバインダーの素材とカタチとリングサイズの大きさによるものだが、ここで気に入ってるバインダーと使い勝手の良いバインダーにズレが生じる。好きなバインダーが必ずしも一番使い勝手がよいとは限らないのだ。
PTM DEERとSDビニール製バインダー
6つ持っているSDバインダーを好きな順で並べると、以下の順番。
1.ハイラインバインダー
2.フラッグシップバインダー
3.ベーシックバインダー
4.幅広ビニール製バインダー
5.スタンダードバインダー
6.幅広スタンダードバインダー
実際に使ってみて使い勝手がよいなと感じるのは以下の順番。
1.幅広ビニール製バインダー
2.幅広スタンダードバインダー
3.ベーシックバインダー
4.ハイラインバインダー
5.フラッグシップバインダー
6.スタンダードバインダー
無理やりに順番をつけているので実際にものすごい優劣がついているわけではないけれど、使い勝手がよいから気に入るというわけでもない・気に入っているから使い勝手が良いとは言えないということが言いたかった。好きなバインダーは断然ハイラインバインダーだけど、一番使いやすいのは気兼ねなく使えるビニール製でリング幅が広いバインダーなのだ。見た目は好みじゃないけれど。ハイラインバインダーが使いにくいわけでは決してないのだけど、普段使いとしては(普段使わなくていつ使うのだ?)キズや汚れを気にせずに多くのリフィルを挟めてページも捲りやすい幅広のバインダーに軍配が挙がるのだ。
SDの中でもこれだけ”好き”と”使える”の差があるのに、持っている手帳全体で言うともっと違いがある。あれこれ書くと長くなってしまうのでひとつだけ手帳を取り上げると最近メインで使っていた手帳、PTMのDEER。この鹿革の手帳はすっかり気に入ってしまって正直ずっと使いたいと思う。でも、機能性でいうとSDを選ぶことになる。手帳そのものの好き度合いで言うとかなり上位なのだけれど、やはりバイブルサイズは持ち運びの時にSDのような小型には負ける。A5サイズに比べたら充分小型ではあるけど、さっとポケットに入れて持ち歩くみたいなことはできないのでSDと比べてしまうと減点になってしまう。でも好きなんだよなー。
使いやすさを多少犠牲にしても好きと思える手帳を使う方がハッピーだという考えも大切なのでDEERをメインで使い続けようかなという気持ちにも時々なるけれど、そもそもSDも大好きなので総合的にSDが勝ってしまうといったことになる。
みたいな感じで延々と手帳会議っぽいことができてしまうのも手帳病のなせる技なのである。そして全てにおいて勝る、完璧な手帳などはやはり存在しないのだ。