手帳の湖

手帳にまつわる自省録

自分の文字は記号

手帳をいつも持ち歩く。いざという時にあらゆることを手帳に書き込んで記憶を記録化して閉じ込めておく。こういったことは 手帳でなければならない、というわけではなくスマホに置き換えることもできるが、僕は手帳に文字を書く、という行為が好きだ。

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文字を書くことで自分の行動を記憶することもできるし(だいたい忘れるけど)、忘れたとしても書いた文字を見返すと書いた時の記憶が鮮明に蘇ることもある。自分で書いた文字の雰囲気でその時どういう感情で書いていたのか想起されることもある。ああ、怒りながら書いてるなぁ、とか。こういったことがデジタルの文字とは異なる点だ。”走り書き”過ぎて、あるいは字が下手くそ過ぎて後でなんて書いてあるかわからない場合もかなりあるけれど笑。

デジタルな文字とは違って自分の文字は自分にしか伝わらない部分もあるいわば記号のようなものだ。自分に向けた記号(もしくは暗号?)として手書き文字は機能するのだ。